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マルマエ:10月受注残高、好調を維持
半導体・FPD製造装置用の真空部品など、精密切削加工のマルマエ<6264>(東マ)の10月末の受注残高は、半導体分野が出荷検収が高水準に推移した結果、受注は引き続き高水準を維持しながらも、対前月増減率では2.7%減の552百万円であった。[写真拡大]
■生産力強化、受注・出荷検収も高水準で対応
半導体・FPD製造装置用の真空部品など、精密切削加工のマルマエ<6264>(東マ)の10月末の受注残高は、半導体分野が出荷検収が高水準に推移した結果、受注は引き続き高水準を維持しながらも、対前月増減率では2.7%減の552百万円であった。なお、前年同月比増減率でみると107.1%増の高水準を維持している。 FPD分野では、半導体同様出荷検収並びに受注が好調に推移し、対前月に比べ10.0%増の283百万円となり、対前年同月増減率は137.6%増の高水準であった。 その結果、2017年10月末の受注残高は、対前月増減率1.0%増、対前年同月増減率113.7%増の839百万円であった。
■半導体:段階的受注増&FPD分野:有機EL関連で高需要も
今後の見通しについて同社は、「半導体分野は、受注残でみると、受注と出荷のバランスやまとめ発注による山谷もあり、一時的に横ばいも予想するが、好調な市場環境を背景に、段階的な受注増加が見込める。当社は、進行中の設備増強が進み生産能力が拡大することもあり、来春1月から3月にかけて再拡大する見通しだ。中長期的には、出水事業所の稼動開始(4月予定)後も順次投資を行い、市場拡大に伴う受注拡大に備える。FPD分野では、顧客の需要予測などから、第10.5世代大型液晶パネル向け、有機EL関連装置の高水準な需要が1年以上安定して続く」と強気の展望を継続している。(藤山取締役)
グラフ=分野別 過去一年間の四半期売上高と月次受注残高の推移
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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