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いったん日柄調整が意識されやすいところ/日経225・本日の想定レンジ
記事提供元:フィスコ
*07:46JST いったん日柄調整が意識されやすいところ
[本日の想定レンジ]
10日のNY市場はまちまち。ベテランズ・デーの振替休日で債券市場が休場となり、株式相場も終日閑散取引となった。さらに税制改革案を巡る上下院の違いから年内の同法案成立に懐疑的な見方が広がっており、投資家心理の悪化が相場の上値を抑えた。ダウ平均は39.73ドル安の23422.21、ナスダックは0.89ポイント高の6750.94。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の22465円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、利食い先行の展開になりそうだ。先週末はシカゴ先物にサヤ寄せする格好からのギャップ・ダウンで始まり、これまで支持線として機能していた5日線を割り込んだ。しかし、前日の安値水準では下げ渋りをみせ、その後は下落幅を縮める展開となったが、5日線は超えられなかった。一目均衡表では転換線での攻防となり、パラボリックではSAR値を下回って、陰転シグナルを発生させている。
ボリンジャーバンドでは+1σで下げ渋りをみせており、結果的には過熱を冷ます理想的な調整といったところ。MACDではシグナルとの乖離が若干縮小しているが、陽転シグナルは継続している。シグナルが悪化した訳ではないが、一先ずパラボリックが陰転したこともあり、いったん日柄調整が意識されやすいところ。とはいえ、良好な需給状況の中、押し目買い意欲は強く、下値の堅さが意識されやすい。22400-22600円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 22600円−下限 22400円《TM》
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