1992年1月以来の23000円が射程に/後場の投資戦略

2017年11月7日 12:19

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22733.68;+185.33TOPIX;1802.85;+10.19

[後場の投資戦略]

 日経平均は1996年6月26日高値の22750円処を突破した。これによりいったんは達成感が意識されやすい面はあるが、良好な需給状況のなか、1992年1月以来の23000円が射程に入ってきている。指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>が連日で冴えない展開ながらも、上昇基調が強まっている。

 10月の上昇局面で出来高が20億株を超えたのは10月30日の1回のみ。売買代金では4兆円を超えたのが1回、3兆円を超えたのが4回といったところである。インデックス主導で上昇しているため過熱感が高まりづらい面もあり、23000円もあっさり到達する可能性がありそうだ。押し目待ち狙いは日々増加していくことになり、下値の堅さがより意識されそうだ。(村瀬智一)《AK》

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