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日経平均は反発、ファナック決算でこう着感強まる
記事提供元:フィスコ
*16:51JST 日経平均は反発、ファナック決算でこう着感強まる
日経平均は反発。25日の米国市場は、複数の主要企業決算が嫌気され、売りが先行。さらに原油相場の下落や長期金利の上昇が嫌気され、終日軟調推移となった。この流れを受けて利食い先行となるなか、日経平均は21700円を下回って始まった。一方で前日に決算を発表したファナック<6954>が決算表から強い値動きで始まり、日経平均をけん引する格好となり、その後はプラス圏での推移に。しかし、そのファナックについては、説明会での印象が悪かったとの見方などもあり、じりじりと値を消す流れのなか、日経平均はその後こう着感の強い展開が続いた。
大引けの日経平均は前日比32.16円高の21739.78円となった。東証1部の売買高は15億9000万株、売買代金は2兆6333億円だった。業種別では証券、石油石炭、パルプ紙、繊維、輸送用機器、建設がしっかり。一方で、その他製品、海運、水産農林、小売、空運が利食い優勢だった。
個別では任天堂<7974>が格下げの動きもあって下落。また、中小型株物色の流れが目立ってきており、重松製作<7980>など防衛関連の一角が動意をみせていた。《TM》
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