マザーズ指数は大幅続伸、値動き軽い材料株・テーマ株に物色、シルバーエッグなどストップ高/マザーズ市況

2017年9月12日 16:57

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記事提供元:フィスコ


*16:57JST マザーズ指数は大幅続伸、値動き軽い材料株・テーマ株に物色、シルバーエッグなどストップ高
 本日のマザーズ市場は、北朝鮮情勢への警戒感後退を背景に戻りを試す展開が続いた。日経平均が高値圏でこう着感の強い展開となり、値動きの軽い中小型の材料株やテーマ株に個人投資家の物色が向かった面もあるとみられる。なお、マザーズ指数は大幅続伸、売買代金は概算で630.39億円。騰落数は、値上がり196銘柄、値下がり31銘柄、変わらず11銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのメタップス<6172>が13%超高となったほか、シルバーエッグ<3961>や大泉製<6618>がストップ高まで買われた。シルバーエッグは特許取得が材料視され、大泉製は引き続き電気自動車(EV)関連として物色が向かった。アスカネット<2438>は空中ディスプレイ製品の量産に向けた試作品が完成したと発表し、ストップ高比例配分となった。その他、SOSEI<4565>、総医研<2385>、中村超硬<6166>、GNI<2160>などが上昇し、アカツキ<3932>は小幅高だった。一方、売買代金上位では直近IPO銘柄のUUUM<3990>が逆行安。また、前日に決算発表したシャノン<3976>やアールエイジ<3248>、前日ストップ高のトランザス<6696>がマザーズ下落率上位に顔を出した。《HK》

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