個別銘柄戦略:需給妙味の大きい銘柄やセクターに買い戻しの動き、商船三井や郵船に注目

2017年6月16日 09:00

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記事提供元:フィスコ


*09:00JST 個別銘柄戦略:需給妙味の大きい銘柄やセクターに買い戻しの動き、商船三井や郵船に注目
15日の米国市場では、主力ハイテク株に再び売りが広がったほか、原油価格の低下でエネルギー関連も軟調推移となった。ただし、シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の19870円だったほか、日経平均は週初から4日続落となるなか、買い戻し等も意識されよう。また、日経平均は支持線として意識されていた25日線での攻防をみせており、下値の堅さから買い戻しの動きも意識されよう。ただし、トランプ大統領の「ロシアゲート」問題のほか、米国株のリード役であるフェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、アルファベット(グーグル)の「FANG」銘柄の底打ちがみられていないことも不安材料になる。そのため、物色は強いトレンドが継続しているほか、信用倍率が1倍を下回る状況など、需給妙味の大きい銘柄やセクターに、買い戻しの動きが出やすい。また、季刊誌発売から、好業績予想銘柄等に短期資金が向かいやすいだろう。個別で格上げ等が観測されているところでは、日電硝子<5214>、ユニオンツール<6278>、商船三井<9104>、郵船<9101>に注目。《HT》

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