テスラ、1~3月期売上2.3倍も赤字は拡大、「モデル3」の販売に向け投資

2017年5月6日 10:17

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テスラ「モデルS」(テスラ・モーターズの発表資料より)

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 米電気自動車メーカーのテスラは3日、1~3月期の決算を発表した。売上高は26億9,627万ドルとなり前年同期比2.3倍の大幅増収、最終損益は3億9,718万ドルの赤字となった。電気自動車は前年同期比64%の増産となり、納車台数は過去最高の約2万5,000台だったが、「モデル3」の生産に関わる設備投資等の支出が増加した。

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 現在販売されている車種は、セダンタイプの「モデルS」とSUVタイプの「モデルX」の2種類だ。「モデルS」は日本では約922万円から、「モデルX」は約1078万円からと高額だが、今年7月に生産開始予定の「モデル3」は約400万円程度の大衆市場向けセダンとなる。

 決算発表の中で「モデル3」は、今年中に週に5,000台、18年には週1万台ペースの生産を目指すとしている。また販売・整備拠点は世界で100カ所程度追加、テスラ直営のボディ修理拠点も新たにオープンし、第三者とのネットワークによってテスラ認定の修理店も拡大する予定だ。高速充電拠点(スーパーチャージャー)は、今年中に2倍に拡大。販売・フォロー体制を拡充し、大衆車市場に一気に攻勢をかける狙いだ。

 自動運転が可能となる時代を見据え、いずれのモデルにも完全自動運転に対応できるハードウェアを搭載している。8台のカメラと12個の超音波センサーがあり、360度の視界と天候に左右されない認識力を持つ。以前の世代と比べ40倍以上の処理能力を持つハードウェアは、人間の感覚では感知できない情報を取得・処理し、各国の制度が整い次第、完全自動走行を可能としている。

 テスラは4月10日に、時価総額がGM(ゼネラル・モータース)を抜き、米自動車業界の首位となったことで注目を集めた。自動車のエネルギー源の転換だけでなく、人による運転からコンピューターによる運転への転換も象徴するかのようだ。

 日本では東京に2カ所、心斎橋・福岡の合計4カ所に販売店を持っている。(高橋珠実)

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