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米国株見通し:一先ず自律反発が意識される
記事提供元:フィスコ
*21:37JST 米国株見通し:一先ず自律反発が意識される
S&P500先物 2292.75(+6.25) (21:20現在)
ナスダック100先物 5169.50(+11.75) (21:20現在)
21:20時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小動きに推移している。また、NYダウは60ドル高程度で推移。欧州は小幅ではあるが全般買い優勢の展開をみせている。6日の米株式市場は、仏大統領選に向けた集会で、有力候補である極右政党のルペン氏が欧州連合(EU)離脱を公約に掲げたことから欧州株が全面安となり、米国株にも売りが先行。先週の雇用統計を受けた買いが一服し、利益確定の売りが広がったほか、トランプ政権下での政策運営に対する不透明感も嫌気され、軟調推移となった。
前日の下落の一因だった欧州市場は概ね落ち着いた動きをみせており、一先ず自律反発が意識されそうである。NYダウは前日の調整においても2万ドルをキープしており、反発をみせてくるようだと、トランプ相場への意識が高まりやすいだろう。経済指標では、貿易収支(12月)が予定されており、米国の貿易赤字の増減はトランプ大統領の政策に影響するともみられ、結果を受けた「口先介入」やツイッターを通じた「指先介入」に対する市場の反応が注目されそうである。《KK》
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