メディカル・データ・ビジョンは今12月期の業績見通しを増額修正し売上高は前単独決算比24%増の見通し

2016年8月8日 21:41

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■業績は下期偏重型、来期から「投資回収フェーズ」に移行

 医療ビッグデータ関連事業を展開するメディカル・データ・ビジョン<3902>(東マ)は8月8日、2016年12月期・第2四半期決算(16年1~6月)を発表した。この第2四半期から連結会計に移行したため前年同期との比較はないが、売上高は10億3600万円(前年同期の単体売上高は9億5400万円)となり、営業利益は700万円の赤字(同2800万円の赤字)となるなど、「下期偏重型の当社としては計画通り」(岩崎博之社長)の推移となった。12月通期の見通しは前回5月発表分を小幅だが増額した。

 同社は2003年の創業以来、膨大に蓄積された医療・健康情報を多面的に生かすサービスを展開。創業から2014年12月期までの「第1・第2フェーズ」を経て、15年12月期から16年12月期は「第3フェーズ」(投資フェーズ)と位置づけてデータ基盤の拡充や業務提携などを進め、来期・17年12月期からは「第4フェーズ」(投資回収フェーズ)に移行する計画だ。

 この第2四半期(16年1~6月)は、こうしたステップ(投資期間)の最終年度として、データ基盤のブラッシュアップやセキュリティにかかわるコストの積極的な投下などを行い、電子カルテメーカー2社との提携に向けた準備も進めてきた。

 ちょうど8月8日付では、電子カルテでトップクラスのシェアを持つCEホールディングス<4320>(東1)の電子カルテシステム開発販売会社・シーエスアイ(CSI)との業務提携を締結し、一段の事業拡大に向けた基盤がひとつ整った。

 同社は、中長期的に、診療データのリアルタイム性と多様性を向上させることで、データ利活用事業の拡大を図る計画を進めている。そのための施策として、自身の診療情報の一部(≒カルテ情報)を管理・閲覧できる患者向けのWEBサービス「カルテコ」などの仕組みを含む「CADA-BOX(カーダボックス:仮称)」を、既存の電子カルテシステムと連携させることで、個人から同意を得た多様性のある診療情報をリアルタイムに蓄積するスキームを確立した。電子カルテメーカーにとって当該スキームは、他社製品との大きな差別化が期待できるとして期待されている。「CADA-BOX(仮称)」の本格的な提供は16年秋以降を予定している。

 16年12月期の連結業績見通しは、売上高を前回5月発表分から100万円増額して30億100万円(前期の個別実績比24.4%増加)とし、営業利益も同じく100万円増額して3億300万円(同7.3%増加)とした。純利益は据え置き1億7400万円(同6.5%増加)、1株利益は18円42銭の計画だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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