シャープ、世界初のモバイル型ロボット電話「ロボホン」発表

2016年4月15日 05:43

印刷

モバイル型ロボット電話「ロボホン」の正面(左)と背面(シャープ発表資料より)

モバイル型ロボット電話「ロボホン」の正面(左)と背面(シャープ発表資料より)[写真拡大]

 シャープは14日、世界初のモバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」を5月26日に販売開始すると発表した。価格は19万8,000円(税抜き)。

 ロボホンは二足歩行が可能なヒューマノイドロボットで、身長約19.5cm、重さ約390gと小型・軽量なため携帯して使用できる。同社によると世界初のモバイル型ロボット電話だという。モバイル通信(LTE/3G)に対応し、電話やメール、カメラなど携帯電話の基本機能や専用アプリで提供される各種サービスが利用可能。

 ロボホンは、ユーザーの利用状況やプロフィールなどを学習し成長するので、より自然なコミュニケーションができるようになるという。身ぶり・手ぶりを交えた対話のほか、顔認識機能によりユーザーを判別し、名前を呼んで話しかけてきたりする。

 送信メッセージの音声入力、着信メッセージの読み上げのほか届いたメールの内容に合わせて動く。また、「写真を撮って」と声を掛けると、顔を見つけて自動で写真や動画の撮影をする。ほかにも、電話帳に登録した顔を見つけると名前で呼びかけ写真撮影する「パーティーモード」や、旅先などで風景を自動撮影する「散策モード」がある。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事