三菱製鋼、メキシコで自動車サスペンション用ばね製造の子会社設立

2016年2月25日 17:36

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 三菱製鋼は25日、メキシコで自動車サスペンション用ばねの製造・販売を行う子会社を設立すると発表した。設立は4月1日の予定。顧客のメキシコでの現地調達ニーズに対応し、ばね事業の拡大を図るという。

 同社によると、新会社の仮称はMSSC MFG Mexicana, S.A. de C.V.。代表者は同社取締役の天野裕氏。最低資本金は5万メキシコペソ(約35万円)で、可変資本金は20億円。同社が100%出資する。

 同社は、今後も顧客の海外生産拡大に伴う部品の現地調達ニーズの拡大に対応するため、海外展開を進めてグローバル供給網の確立と事業の拡大を推進するとしている。 同社はこれまでに、米国、カナダ、インドに進出しており、中国への進出も決めている。

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