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日本気象協会とP&G、部屋干しの新たな判断基準を開発 WEBとスマホで情報提供
日本気象協会と洗濯用洗剤ブランド「アリエール」を展開するP&Gは9日、花粉とPM2.5に備え、新たに共同で「部屋干し指数」を開発したと発表した。この指数は、日本気象協会が運営する天気予報専門サイト「tenki.jp」で2015年2月9日より提供を開始した。
一般に洗濯物を乾かす際、快晴で乾燥した日には屋外に洗濯物を干す“外干し”が好まれる傾向にある。しかし、2月上旬以降、花粉の飛散が始まり、PM2.5の量が多く予想される日は、洗い上げた洗濯物に外干しによって汚れが付着する可能性があることから、その日の晴雨の天気だけでなく花粉飛散予測なども考慮したうえで、洗濯物を外干しにするか部屋干しにするかを判断する必要があると言える。
そこで今回、日本気象協会とP&Gアリエールはノウハウを合わせ、外干しよりもクリーンな洗濯ができる“部屋干し”の新たな判断基準「部屋干し指数」を策定して情報提供を行う。
部屋干し指数とは、天気だけでなく、洗濯物に付着してしまう花粉やPM2.5といった大気の汚れも条件判断に含め、外干しよりも部屋干しがふさわしい日である外気環境を指数化したもの。算出方法は、日本気象協会の天気・風速・花粉の飛散量予測・PM2.5の分布予測と、アレルギー専門医の清益功浩氏が監修した花粉付着実験の結果を掛け合わせ算出している。
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