週刊ダイヤモンド今週号より~食卓激変 「時短」と「こだわり」が市場を創造

2014年1月20日 08:00

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記事提供元:フィスコ


*08:00JST 週刊ダイヤモンド今週号より~食卓激変 「時短」と「こだわり」が市場を創造
減少する食費に、変わる家族形態や消費者の嗜好。食に関わる企業にとって厳しい時代ではありますが、変化を感じ取ったことで成功するケースも登場しています。今週号の特集では、「時短」と「こだわり」をキーワードに、食卓市場で成功を収めた企業の取り組みを紹介しています。

キッコーマン<2801>が「うちのごはん」シリーズを商品化したのは2002年。同シリーズは加工食品と、すべてを自分で調理する料理の中間のような「半加工品」と呼ばれる商品です。開発段階では、「誰もができる当たり前の味つけを商品化しても買わない」という声も社内にあったといいますが、「時短」を望む現代人向けの商品として、発売後3年を経過したあたりから順調に成長。2014年は50億円の売り上げを見込んでいます。

今、食卓関連で売れている商品には、こうした「一手間だけかける」というコンセプトのものが増えています。自己流のアレンジが可能など調理の余地を残すことで、「時短」と「こだわり」のバランスを絶妙に設定したことがヒットの鍵。加工食品やコンビニエンスストアといった便利なツールが山のようにある一方で、手作りや家族一緒の食事にこだわる人も増えているといいます。

日本最大のレシピサイトを運営するクックパッド<2193>や、野菜宅配大手の「らでぃっしゅぼーや」を買収したNTTドコモ<9437>もこうした時代の流れをうまく捉えることで成功を収めています。また、コンビニもこの市場に真っ向から挑戦。ローソン<2651>では、半加工品の開発に乗り出そうとしています。「時短」と「こだわり」の食卓市場を制覇しようと、各社が動き始めています。《NT》

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