アベノミクスに期待している海外投資家、ほとんど信用していない日本人

2013年10月15日 07:56

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記事提供元:フィスコ

*07:56JST アベノミクスに期待している海外投資家、ほとんど信用していない日本人

 安倍政権が発足した去年の年末から現在にかけて、海外投資家は安倍首相が打ち出した経済政策(アベノミクス)に期待して、ほぼ一貫して日本株を買い続けている(月次ベースで売り越しとなった月は1度だけ)。

 日本人もアベノミクスに乗ってさぞや日本株を買っているかというと、資本規制への対応で売らざるをえない機関投資家のみならず、個人は徹底して株を売っている。驚くべきことに、月次ベースでみると買い越しは8月の1月のみ、現物株は全月売り越しとなっている。

 株の売買状況からみると、海外の投資家はアベノミクスに非常に期待しており、いまだにその期待は続いているとみられるが、日本人は全く期待していないということがはっきりと見て取れる。

 なぜだろうか。海外の機関や経済学者などからはアベノミクスが概ね好意的に受け止められているようであるが、日本国内ではアベノミクスを「アホノミクス」と呼んだり、「日本国債が暴落する」などと激しく批判する学者やエコノミストが多数存在する影響だろうか。

 あるいはマスコミも少し株価が上がるとすぐに「バブル」を連呼するのが習い性になっている影響だろうか。あるいは80年代のバブル崩壊以降「日本株は結局下がる」というのが常識として日本人の骨の髄まで染みこんでいるのかもしれない。

 アベノミクスが成功して20数年ぶりにデフレから脱却できるのかは現時点では誰にも分からない。ただ、日本国内(の株式市場・投資家)ではまだ懐疑的ないし悲観的な予想が支配的であることから、予想に反してアベノミクスがある程度のデフレ脱却の好循環を生み出してきた場合は、怒涛のコペルニクス的転回が起こり、全く違う風景が見られることになるだろう。《YU》

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