ブリヂストン、タイヤサイド部へのカラー印刷技術を開発

2012年1月13日 21:13

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デザインイメージ(画像:ブリヂストン)

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 ブリヂストンは13日、これまでのカラータイヤ技術とは異なる全く新しいタイヤ印刷技術の開発に成功したと発表した。

 これまでも、タイヤサイド部に白いゴムを採用したホワイトリボンタイヤやホワイトレタータイヤがあったが、変色を防ぎ、耐久性を確保するために多くの白いゴムを採用しており、タイヤ質量も増える傾向にあった。

 しかし、今回開発したタイヤ印刷技術は、変色防止層の上に新規開発インクと保護層を印刷することで、タイヤ質量が増えることも無く、燃費を含めて環境に配慮しながらタイヤをドレスアップする技術。

 また、タイヤ印刷技術ならではの特徴として、将来的には顧客自身がデザインしたオリジナルデザインや写真等をタイヤサイド部に印刷し、不要になった場合はデザインを落として、新たに印刷を施すサービスも検討しているという。

 今後、実地評価を進め、市場性のある技術へと完成度を高め、全く新しい車のドレスアップ手法として早期実用化を目指していく方針。

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