中国電力、初のメガソーラー「福山太陽光発電所」が営業運転を開始

2011年12月2日 15:00

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「福山太陽光発電所」の航空写真(写真:中国電力)

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 中国電力は1日、昨年10月から広島県福山市箕沖(みのおき)町において建設工事を進めてきた、同社初のメガソーラーとなる福山太陽光発電所の営業運転を開始したと発表した。

 福山太陽光発電所の最大出力は3,000kWで、年間発電電力量(見込み) は約368万kWh(一般家庭約1,000世帯の年間使用電力量に相当) 。太陽電池設置面積は約45,000m2(約320m×140m、マツダスタジアムの約2個分に相当)。二酸化炭素削減量は2,100t-CO2/年。太陽電池パネル枚数は16,544枚。

 同発電所の建設にあたっては、主要変圧器の絶縁油(通常は鉱物油)に菜種油を使用した環境調和型変圧器を採用するとともに、PR施設等に環境配慮型コンクリートを採用するなど、太陽光発電とともに環境負荷低減に配慮した発電所となっている。

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