【外国為替市場展望:ユーロ・円相場】欧州ソブリンリスクの落ち着きが焦点

2011年7月17日 10:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【外国為替市場フューチャー:7月18日~22日のユーロ・円相場の見通し】

■欧州ソブリンリスクを巡って強弱感が交錯する展開

  来週(7月18日~22日)(18日の東京市場は休場)のユーロ・円相場については、引き続き欧州ソブリンリスクを巡って強弱感が交錯する展開を想定する。イタリアなどのソブリンリスクが落ち着くかどうかが焦点だろう。

  前週(7月11日~15日)のユーロ・円相場はユーロが急落し、一時1ユーロ=109円台に円が上昇した。格付け会社による格付け引き下げが相次ぐ中で、債務規模の大きいイタリアへの波及など、欧州ソブリンリスク拡大に対する警戒感が強まった。

  11日のユーロ圏財務相会合では、EFSFの機能強化や規模拡大で基本合意したものの、ギリシャへの第2次金融支援について結論を持ち越した。ギリシャ債務の一部デフォルト(債務不履行)容認との報道も、ユーロ売りにつながった。さらに、格付け会社による格付け引き下げが相次ぐ中で、イタリアやスペインの国債利回りが上昇するなど、欧州ソブリンリスクの拡大に対する警戒感が強まった。しかし前週末には、イタリア議会で緊縮財政案が承認され、欧州銀行監督機構(EBA)が発表した域内主要金融機関91行に対するストレステストの結果も、不合格が8行(スペインの5行、ギリシャの2行、オーストリアの1行)と、市場予想の範囲内にとどまった。根本的な解決というわけではないが、イベントを通過したことで過度な警戒感は後退する可能性が高く、一旦はユーロ買い戻し優勢の展開も想定されるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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