日経225種に第一生命保険など3銘柄採用・三洋電機など経営統合のため

2011年3月8日 19:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■安川電機・大日本スクリーン製造・第一生命保険を補充採用

  日本経済新聞社は8日の大引け後、日経平均(225種)の構成銘柄入れ替えを発表。三洋電機 <6764> 、パナソニック電工 <6991> 、住友信託銀行 <8403> の3銘柄が経営統合にともない上場廃止となるため、代わって安川電機 <6506> 、大日本スクリーン製造 <7735> 、第一生命保険 <8750> を採用するとした。

■組み入れ需要は「裁定取引」だけで単純に1銘柄数百万株

  これらの入れ替え開始(算出開始)は3月29日から。臨時銘柄入れ替え基準に従い、除外銘柄の所属するセクターから流動性の高い銘柄を補充する。

  新規採用銘柄には、日経225種平均株価に連動運用するファンドなどからの組み入れ需要が発生。大手証券などが日経225種連動型で行なう「裁定取引」(先物と現物株指数との値ザヤ・価格差を狙う売買)の連動ファンドの場合、直近で14~15億株あると推定され、単純に構成銘柄数の225で割れば、1銘柄当たり620万株~666万株の買い需要になる。第一生命保険は、みなし額面を5万円と発表したため、50円額面に置き直して「千分の1」の株数の買い需要になる。

  8日の株価終値は、安川電機が969円(1円高)、大日本スクリーン製造が802円(12円安)、第一生命保険が15万200円(400円高)だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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