概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は6日続落、原油・レアルのダブル安を警戒

2026年11月4日 09:45

*09:45JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は6日続落、原油・レアルのダブル安を警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 165529.00 -1.42%
休み明けとなる3日のブラジル株式市場は6日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前営業日比1.42%(2393.00ポイント)安の165529.00で引けた。日中の取引レンジは164447.00-168005.00となった。
日中は168005.00まで上昇する場面があったものの、終値は165529.00と安値圏に接近した。原油と通貨レアルのダブル安がブラジル株の圧迫材料。また、ルラ大統領の再選で財政不安が払しょくできないことも引き続き懸念された。外部環境では、米人工知能(AI)企業への投資懸念などが引き続きマイナス材料となった。

【ロシア】MOEXロシア指数 2446.64 -0.52%
3日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.52%(12.89ポイント)安の2,446.64となった。日中の取引レンジは2,423.53-2,483.03となった。
前半はプラス圏で推移したが、その後は売りに押された。原油価格の続落が引き続き資源セクターのマイナス材料。また、休日を前に積極的な売買も手控えられた。半面、指数の下値は限定的。ウクライナの和平交渉に対する期待が指数をサポートした。なお、米国、ロシア、ウクライナの3カ国による実務者レベルの和平協議は今月10-11日にアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで開催される予定だ。

【インド】SENSEX指数 76917.85 +1.62%
3日のインド株式市場は4日続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比1.62%(1225.07ポイント)高の76917.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは1.58%(370.05ポイント)高の23810.85で取引を終えた。
高く寄り付いた後は上げ幅をやや拡大させた。外国人投資家(FII)の買い継続が指数を押し上げた。FIIはこの日、4日連続の買い越しとなった。また、10月の製造業PMIは54.7と前月の55.1から低下したものの、景気拡大を示す50を60カ月連続で上回った。輸出面では、インド輸出入銀行が10-12月期の商品輸出額を前年同期比28.7%増の1418億ドルと予測。輸出受注の伸びや投入コストのインフレ鈍化も支援材料となる。ほかに、政府の設備投資継続方針や財政健全化への期待も相場をサポートした。

【中国】上海総合指数 3608.10 -0.82%
3日の中国本土市場は反落。主要指標の上海総合指数が前日比29.93ポイント(0.82%)安の3608.10ポイントで引けた。
米ハイテク株安や人民元高期待の後退が相場の重荷となった。人工知能(AI)投資の採算性への懸念からフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3.4%下落し、韓国や台湾の株式市場でも半導体関連株が売られた。中国人民銀行による金融機関の外貨預金準備率の引き上げも、人民元安に伴う資金流出への警戒につながった。一方、株式市場の支援策や内需テコ入れ策への期待が下値を支え、米中間選挙を控えて様子見姿勢も強いなか、売りが広がる展開には至らなかった。《AT》

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