アップル、11月6日に新製品5モデル発売 M6搭載iMacやタッチ対応MacBook Pro

2026年11月3日 11:31

Appleは2026年11月6日、M6搭載iMac、OLEDディスプレイ搭載iPad mini、3種類のMacBook Proを日本で発売する。いずれも10月29日から予約を受け付けている。MacBook Proには、M6搭載14インチモデルと、Macで初めてタッチ操作に対応するOLED搭載14インチ・16インチモデルが加わる。

新製品では、処理性能やオンデバイスAI、ディスプレイ、通信機能を強化した。家庭での日常利用から、持ち運びを重視する用途、映像制作やソフトウェア開発まで、それぞれ異なる使い方に向けた更新となる。

■M6を搭載する24インチiMac

新しいiMacは、10コアCPU・10コアGPU、または12コアCPU・12コアGPUを備えたM6を搭載する。GPUの各コアにAI処理を支援するNeural Acceleratorを組み込み、デュアル16コアNeural Engineと最大170GB/sのメモリ帯域幅を備える。Appleによると、LM Studioのプロンプト処理では、M4搭載iMacと比べて最大5倍高速なオンデバイスAI性能を発揮する。

画面は24インチの4.5K Retinaディスプレイで、500ニトの輝度、P3の広色域、10億色表示に対応する。1200万画素のセンターフレームカメラと、机上を上から見たような映像を共有するデスクビュー、スタジオ品質の3マイクアレイも備える。スピーカーは空間オーディオとDolby Atmosに対応する。

Thunderbolt 4ポートは10コアモデルが2基、12コアモデルが4基となる。外部ディスプレイは、10コアモデルでは最大6K・60Hzを1台、12コアモデルでは最大6K・60Hzを2台接続できる。Wi-Fi 7とBluetooth 6に対応し、日本向け発表では12コアモデルに2.5ギガビットEthernetのオプションを用意する。

Appleは、SSDの読み書き性能が前世代の最大2倍になったとしている。OSはmacOS 27で、Apple Intelligenceに対応する。iPhoneとの連係機能を使えば、ファイルや写真の共有、作業の引き継ぎ、MacからのiPhone操作も行える。

本体色はブルー、グリーン、ピンク、イエロー、パープル、オレンジ、シルバーの7色。2026年11月2日時点の国内価格は、10コアCPU・10コアGPUモデルが24万9800円から、12コアCPU・12コアGPUモデルが28万9800円からで、いずれも税込みとなる。

■OLEDディスプレイとA20 Proを搭載するiPad mini

新しいiPad miniは、8.5インチのOLEDを採用したSuper Retina XDRディスプレイを搭載する。画面の縁は前世代比で24%細く、本体の厚さは5.4mmとなった。OLEDの画素単位の発光制御により深い黒を表現し、読書や動画視聴、描画に使う画面を広げている。

A20 Proは2nmプロセスで製造され、各コアにNeural Acceleratorを備えた7コアGPUを搭載する。Appleの試験では、A17 Pro搭載の前世代と比べ、マルチスレッドCPU性能は最大60%向上し、グラフィックス性能は最大2.7倍、AI性能は最大4.5倍となる。GPUはハードウェアアクセラレーションによるレイトレーシングにも対応する。

ストレージ容量によってCPUとNeural Engineの構成が異なる。128GB・256GBモデルは5コアCPUと16コアNeural Engine、512GBモデルは6コアCPUとデュアル16コアNeural Engineを搭載する。OSはApple Intelligenceに対応したiPadOS 27となる。

音響面ではAcoustic Displayを導入した。Appleによると、専用のウーファーがディスプレイを介して低音を生み出し、ガラスとアルミニウム筐体の間に収めたツイーターが高音を再生する。カメラは長辺側の1200万画素センターフレームフロントカメラと、最大60fpsの4K動画を撮影できる1200万画素の広角バックカメラを備える。

N1ワイヤレスネットワークチップによりWi-Fi 7とBluetooth 6に対応し、Wi-Fi + CellularモデルはC2モデムを搭載する。耐水・防塵性能はIP67等級で、管理された試験条件下で最大水深1メートル・最大30分間に適合する。Apple Pencil ProとApple Pencil(USB-C)にも対応する。

仕上げはミッドナイトとスターライトで、容量は128GB、256GB、512GBから選べる。2026年11月2日時点の国内価格は、Wi-Fiモデルが11万9800円から、Wi-Fi + Cellularモデルが14万4800円からで、いずれも税込みとなる。

■M6搭載14インチMacBook Pro

M6搭載14インチMacBook Proは、12コアCPU、12コアGPU、デュアル16コアNeural Engineを備える。GPUの各コアにはNeural Acceleratorを組み込む。Appleによると、M5搭載モデルと比較してグラフィックス性能は最大30%、オンデバイスAIワークロードの性能は最大25%向上する。

ユニファイドメモリは16GB、24GB、32GBを用意する。メモリ帯域幅は16GB構成が153GB/s、24GB・32GB構成が170GB/sとなる。SSDは1TBから最大4TBまで選択できる。

画面は14.2インチのLiquid Retina XDRディスプレイを継承し、ProMotionによる最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応する。1200万画素センターフレームカメラと、空間オーディオやDolby Atmosに対応する6スピーカーサウンドシステムを搭載する。接続端子はThunderbolt 4を3基、HDMI、SDXCカードスロット、MagSafe 3などを備える。

Wi-Fi 7とBluetooth 6に対応し、OSはmacOS 27を搭載する。Appleが示すバッテリー駆動時間は最大24時間で、実際の駆動時間は使用条件によって変わる。仕上げはスペースブラックとシルバーで、2026年11月2日時点の国内税込価格は33万9800円からとなる。

■OLEDタッチ対応の14インチ・16インチMacBook Pro

新しいPROLED XDRディスプレイ搭載MacBook Proは、14.2インチと16.3インチの2サイズを用意する。いずれもタンデムOLEDを採用し、画面に直接触れてスクロール、拡大縮小、ドラッグなどの操作ができる。写真や映像、3Dコンテンツを扱う際に、キーボードやトラックパッドに加えてタッチ操作を選べる。

Appleの仕様では、画面のコントラスト比は1000万対1で、P3とAdobe RGBをカバーする広色域、10〜120Hzの可変リフレッシュレートに対応する。ピーク輝度はHDRコンテンツで2000ニト、SDRでは屋外で2000ニトとなり、全画面の持続輝度は最大1000ニトだ。

搭載チップはM5 ProまたはM5 Maxで、ソフトウェア開発、3Dレンダリング、AI開発、高解像度動画編集などを想定する。構成に応じて最大128GBのユニファイドメモリと最大16TBのSSDを選べる。Dynamic IslandにはライブアクティビティやSiri AIを表示でき、Siri AIを有効にするとSpotlightもここに移動する。

重量は14インチモデルが1.38kg、16インチモデルが1.82kgからとなる。タッチ操作時の画面を安定させるヒンジを採用し、冷却機構も再設計した。Appleは、軽量な筐体でM5 Pro・M5 Maxの持続的な性能を維持しつつ、温風をディスプレイから遠ざける構造だとしている。

両サイズとも1200万画素センターフレームカメラ、6スピーカー、Thunderbolt 5ポート3基、HDMI、SDXCカードスロット、MagSafe充電を備える。Appleによると、低音は従来より50%深くなった。Wi-Fi 7とBluetooth 6に対応し、外部ディスプレイはM5 Proで最大3台、M5 Maxで最大4台を接続できる。

16インチモデルのビデオストリーミング時の駆動時間は、Appleの試験でM5 Pro構成が最大24時間、M5 Max構成が最大22時間となる。2026年11月2日時点の国内税込価格は、14インチのM5 Pro構成が49万9800円から、M5 Max構成が76万9800円から。16インチはそれぞれ59万9800円から、82万9800円からとなる。

今回のMac各モデルとiPad miniは、Apple IntelligenceとSiri AIに対応する。Appleによると、Siri AIはmacOS 27.2およびiPadOS 27.2でベータ版として提供され、日本語にも対応する。利用にはApple Intelligenceの有効化と対応言語の設定が必要で、対象年齢は13歳以上となる。

元記事: iMac With M6 Chip, 14-Inch MacBook Pro With M6 Chip Among Apple Releases on November 6

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