今日の為替市場ポイント:引き続きクロス円の動向にも注意したい

2026年10月13日 08:12

*08:12JST 今日の為替市場ポイント:引き続きクロス円の動向にも注意したい
12日のニューヨーク外為市場でドル・円は158円57銭から158円75銭まで上昇し、引けた。イエメンの親イラン武装組織フーシ派によるサウジアラビアの首都、リヤド主要空港攻撃などを背景とした原油高に連れ金利先高観にドル買いが優勢となった。

本日10月13日の米ドル・円は底堅い展開か。中東情勢の緊迫化を背景とした原油高が米インフレ圧力への警戒を通じて金利先高観につながっており、ドルの下支えとなっている。テクニカル面では200日移動平均線を明確に上抜けられるかが目先の焦点で、定着すれば一段の上値追いも視野に入る。ただ、日本の防衛ラインとみられる160円が意識されると為替介入への警戒が高まり、ドルの上値は重くなりそうだ。日銀が今月29-30日に開く金融政策決定会合で利上げに慎重になるとの見方から円売り圧力も残る一方、市場では「米ドル・円は152円台前半を試す展開」との見方も聞かれ、下値リスクへの目配りも必要だ。欧州では米格付け会社フィッチが仏格下げリスクを警告するなど財政悪化懸念が強く、ユーロ・ドルは昨年5月以来1年5カ月ぶりの安値を更新しており、クロス円の動向にも注意したい。《CS》

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