NANO HD 位高啓史教授らの研究グループによるCol9 mRNA研究成果がScience Advancesに掲載

2026年9月8日 11:03

*11:03JST NANO HD---位高啓史教授らの研究グループによるCol9 mRNA研究成果がScience Advancesに掲載
NANOホールディングス<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0457100?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><4571></a>は、4日、子会社のNANO MRNA傘下のPrimRNAが豪州でPhase 1臨床試験を実施している「RUNX1 mRNA」について共同研究開発を行う位高啓史教授(大阪大学感染症総合教育研究拠点)らの研究グループより、変形性関節症の発生・進行を抑える新たなmRNA医薬に関する研究成果が国際科学誌「Science Advances」に掲載されたと発表した。
研究グループは、関節軟骨のコラーゲン線維構造をつなぎ留める役割を果たす9型コラーゲン(Col9)の減少・機能不全が、その後の軟骨変性を進行させる引き金となることを発見した。さらに、Col9をコードするmRNAをナノミセル型キャリアにより関節内投与することで、変形性関節症モデル動物において発生・進行を抑える治療効果が得られたとしている。
今回発表されたCol9と、現在臨床試験を進めている軟骨細胞の再生を誘導するRUNX1は、それぞれ異なる仕組みで変形性関節症の進行を抑制する。いずれのmRNAのDDSにも、NANO MRNA独自の「高分子ミセル」が用いられている。位高教授らは、異なるコンセプトを持つmRNAを組み合わせることで、変形性関節症に対する新たな予防・治療法の開発につながる可能性について言及している。
NANO MRNAは、NANOグループにおいて、さまざまな創薬モダリティの課題解決を目指す核酸創薬プラットフォームの役割を担っており、独自のDDS技術を基盤に、mRNA医薬をはじめとする核酸医薬の研究開発および事業開発を推進している。NANOホールディングスは、投資事業を通じてこのような日本の優れた技術を発掘・支援し、世界で正しく評価される事業へ育てることを目指している。《AK》

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