Delta-Fly Pharma、DFP-17729膵がん治験の第2相解析へ
2026年9月1日 06:37
■第2相78例、二重盲検下の全被験者生存率71.8%、OS中央値約7.2カ月
Delta-Fly Pharma<4598>(東証グロース)は8月31日、切除不能・再発・進行性の膵臓がんで3次治療以降を受ける患者を対象に国内で実施している「DFP-17729」の臨床第2/3相試験について、第2相部分のデータ解析予定と現時点の状況を発表した。第2相部分の症例登録は完了しており、登録症例は78例となっている。
同社は独自の「モジュール創薬」により抗がん剤開発を進める研究開発型ベンチャー。最終被験者の登録・ランダム化から約6カ月後となる2026年11月末に全被験者の追跡を終え、同年12月に生存期間(OS)のデータベースロックを行う予定だ。その後、2027年1月に中間解析と効果安全性評価委員会(DSMB)による独立評価を実施し、第3相部分への移行可否と必要症例数を決定する。
第2相部分の78例では、これまで試験継続に影響する副作用は認められていない。現時点の二重盲検下における全被験者の生存率は71.8%、OS中央値は約7.2カ月としている。ただし試験は現在も二重盲検下で継続中で、最終的な有効性評価は完了していない。第3相へ移行する場合は試験プロトコールを改定し、各参加施設の治験審査委員会(IRB)の承認を経て、2027年3月から症例登録を再開する計画である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)