『CoD: Modern Warfare 4』ベータで武器バランスを相次ぎ調整、8月29日から無料オープンベータ

2026年8月26日 16:31

『Call of Duty: Modern Warfare 4』(MW4)の早期アクセスベータ第1週が、日本時間8月26日午前2時に終了した。開発を主導するInfinity Wardは期間中、キルタイム(TTK)や足音、アタッチメント、スポーンなどを相次いで調整した。

第2週となるオープンベータは、日本時間8月29日午前2時から9月2日午前2時まで開催される。事前予約やベータコードは不要で、PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC版Xbox、Battle.net、Steam、Nintendo Switch 2から無料で参加できる。

■第1週で武器バランスを相次ぎ調整

Infinity Wardはベータ開始後、プレイヤーから寄せられた意見やゲーム内データを基に、武器の威力や射程、部位別ダメージ倍率を継続的に見直した。8月22日の更新では、足音の大きさに関するフィードバックを認識していることに加え、TTKがまだ適切ではないとの判断を示し、一部武器の致死性を引き下げた。

8月23日にも、一部の武器が短時間で敵を倒せる状態を調整する方針を説明し、8月24日の更新では複数武器の最短TTKを延ばす変更を実施した。オープンベータ開始時にも、武器とアタッチメントへ追加調整を行う予定だ。

第1週のパッチは、ベータで得られたデータや意見を短い間隔で調整に反映するものとなった。一方、現在の数値が製品版の最終的な武器バランスになるとは限らず、第2週でも検証と調整が続く。

■AXIONやHan 86、FiNN LMGなどを下方修正

アサルトライフル「AXION」は、最大ダメージを維持できる射程が27.6メートルから25.1メートルへ短縮された。「Han 86」も最大ダメージ射程が26.1メートルから23.5メートルへ短縮され、ヘッドショット倍率は1.4倍から1.25倍、首への倍率は1.4倍から1.1倍へ引き下げられた。

「Kastov 762」では中距離帯のダメージやヘッドショット倍率が調整された。「M4」には新たな中距離ダメージ帯が設けられ、距離に応じた威力低下がより段階的になるよう変更された。

サブマシンガン「ISO Nightshade」は複数回の調整対象となり、各距離帯のダメージと射程、ヘッドショットなどの部位別倍率が引き下げられた。反動も増加している。

ライトマシンガン「FiNN LMG」は最大ダメージが39から33、中距離ダメージが32から28、最低ダメージが28から24へ低下した。ヘッドショット倍率も1.5倍から1.3倍へ引き下げられた。

ピストル「KRAIT P68」では、ヘッドショット倍率が1.6倍から1.4倍に変更されたほか、首や胴体、四肢に対する倍率も引き下げられた。こうした変更により、対象武器で最短時間のキルが成立する条件を限定し、被弾側が反応できる余地を広げている。

■照準器などのADS速度ペナルティを撤廃

アタッチメントでは、ホロサイト、ミニリフレックス、リフレックスのADS速度ペナルティが撤廃された。バイポッド、アンダーバレルランチャー、アンダーバレルショットガンについても、ADS速度を低下させる効果が削除された。

アングルドグリップはADS速度とダッシュ後射撃速度のペナルティが軽減された。バーティカルグリップも同様の調整を受け、移動速度に関する性能も見直されている。

メニュー上の「Cons」に、実際には適用されていない不利な効果が表示される問題も修正された。Infinity Wardは、製品版のガンスミスに詳細な武器ステータスを導入する予定としている。

■敵の足音と装備音を抑制、スポーン調整は継続

8月22日の更新では、敵の足音と装備音が聞こえる距離が短縮され、全体の音量も引き下げられた。近づく敵の存在を察知できる一方、遠距離から正確な位置を把握しにくくすることが狙いだ。

スポーンについては、全マップと全モードで配置やロジックを改善する必要があるとして、調整が続けられている。8月25日の更新では、ハードポイントを除く各モードにスポーンロジックの改善を適用し、ハードポイントには第2週に向けた専用調整を行う方針が示された。

■第2週に大規模戦とWarzone Resurgenceを追加

オープンベータでは、第1週のコンテンツに加えて新たなマップやモードが開放される。24対24で戦う「Ground War: Combat Outpost」では、歩兵と車両が参加する戦闘に、前哨基地を設置して資源を獲得する要素が組み合わされる。対象マップは「Imjin Farmland」と「Wolves Stadium」だ。

新マップ「Zodiac」を舞台にした「Call of Duty: Warzone Resurgence」も登場する。Call of Dutyの発売前ベータにWarzoneが含まれるのはシリーズで初めてとなる。

プレイヤーレベルの上限は20から30へ引き上げられ、追加の武器、装備、PERK、キルストリークが解除可能になる。6対6マップでは「Lotus」と「Lithium」が加わり、第1週中に追加された「Cachette」も引き続きプレイできる。

■ベータ報酬は製品版で利用可能

ベータのレベル進行によって、合計8種類の報酬を獲得できる。レベル20ではリース用オペレータースキン「ドレッドタイガー」、レベル30ではHan 86用の武器設計図「Beta Forged」が解除される。

獲得した対象報酬はActivisionアカウントにひも付けられ、10月23日の製品版発売後も利用できる。第1週のプレイヤーレベルや進行状況は第2週へ引き継がれるが、ベータ終了後、プレイヤーレベルや武器の解除状況などのベータ内進行は製品版には持ち越されない。

■構造が変化する戦場「Kill Block」

「Kill Block」は、複数のモジュール式区画を組み合わせて戦場を構成するマルチプレイヤー向けの仕組みだ。2つの外側区画「End Slab」と中央区画「Central Slab」の計3区画を組み合わせ、1つのマップを形成する。

製品版の発売時には500通りを超える構成が用意される予定で、組み合わせによって移動ルート、射線、遮蔽物、交戦距離などが変化する。一部の区画には雨や雪などの環境変化も組み込まれる。

Gunfightでは、両チームが最初のラウンド後に陣地を交代し、第2ラウンド終了後に3つの区画が別の組み合わせへ切り替わる。その後も2ラウンドごとに構成と装備が変更されるため、固定マップ全体の暗記だけでなく、その場で射線や進行経路を組み立て直す判断が重要になる。

Kill Blockは3対3のGunfightと、新たな10対10のGunfightに対応する。発売後には、ほかのコアマルチプレイヤーモードへの対応も計画されている。

■PC版はTPM 2.0とセキュアブートが必須

PC版のオンラインプレイでは、TPM 2.0とセキュアブートの有効化が必須となる。どちらかが無効になっている場合、ベータのオンラインモードを利用できない。

TPM 2.0とセキュアブートは、PCの起動環境に対する信頼性を高め、システムレベルの改変を難しくする機能だ。Call of Dutyでは、これらをアンチチート機能「RICOCHET Anti-Cheat」のための信頼できる基盤として利用する。

対応PCでも、BIOSまたはUEFIの設定で機能が無効になっている場合がある。Activisionは、PCが要件を満たしているか確認するための「Call of Duty Secure Attestation Wizard」を提供している。なお、公開されている必要・推奨動作環境はベータ向けであり、製品版の要件とは異なる可能性がある。

■オープンベータは日本時間8月29日午前2時開始

オープンベータは日本時間8月29日午前2時から9月2日午前2時まで実施される。PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC版Xbox、Battle.net、Steam、Nintendo Switch 2が対象で、事前予約やベータコードは必要ない。

ベータ版は通常のCall of Duty本体とは別に配信されるため、各プラットフォームのストアから個別にダウンロードする必要がある。第1週に参加してインストール済みの場合は、アップデート後に同じベータ版から第2週へ参加できる。

『Call of Duty: Modern Warfare 4』の製品版は、2026年10月23日にPlayStation 5、Xbox Series X|S、PC、Nintendo Switch 2向けに世界同時発売される予定だ。

■注目ポイントQ&A

●オープンベータは無料で参加できますか?

無料で参加できます。事前予約やベータコードは不要で、日本時間8月29日午前2時から9月2日午前2時まで開催されます。

●Nintendo Switch 2でも参加できますか?

はい。Nintendo Switch 2は第2週のオープンベータから参加できます。第1週の早期アクセスベータは対象外でした。

●PC版で必要なセキュリティ設定はありますか?

はい。オンラインプレイにはTPM 2.0とセキュアブートの両方を有効にする必要があります。対応状況はActivisionが提供するSecure Attestation Wizardでも確認できます。

●ベータ中のTTK調整は製品版にもそのまま適用されますか?

現時点の調整値が製品版へそのまま採用されるとは限りません。Infinity Wardはオープンベータでも武器とアタッチメントの調整を続け、両週のデータやフィードバックを製品版のバランス調整に利用します。

●ベータの進行状況や報酬は製品版に引き継がれますか?

条件を満たして獲得した8種類のベータ報酬は、製品版の発売後も利用できます。一方、プレイヤーレベル、武器の解除状況、その他のベータ内進行は製品版には引き継がれません。

元記事: Modern Warfare 4 Beta: Gunplay Patched Three Times Before Open Beta Begins

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