リンクアンドモチベーション、SELF完全子会社化へ株式交換・株主優待を10%増額

2026年8月12日 06:55

■企業向けAI「SELFBOT」を成長戦略に取り込み、12月末優待から拡充

 リンクアンドモチベーション<2170>(東証プライム)は8月10日、SELF株式会社を株式交換により完全子会社とすることに向けた基本合意書の締結と、株主優待制度の拡充を発表した。株式交換は同社を完全親会社、SELFを完全子会社とする方式を予定し、対価には同社が保有する自己株式のみを充当する方針。現時点では株式交換契約の締結や実施は確定しておらず、契約締結予定日は9月9日、効力発生日は10月1日としている。

 SELFは、顧客対応や社内ナレッジ活用、AIエージェントまでを支援する企業向け統合AIサービス「SELFBOT」を展開する。リンクアンドモチベーションは、同サービスを「モチベーションクラウド」の変革サービスとして位置付け、情報アクセスの効率化や生産性向上を支援するほか、クラウドサービス、コンサルティングサービスとの組み合わせによるクロスセル機会の拡大を図る。株式交換比率や交付する自己株式数は、第三者算定機関の算定結果などを踏まえて協議し、株式交換契約締結時に開示する予定である。

■株主優待は進呈額を一律10%増額、年2回のデジタルギフト

 株主優待では、毎年6月末日と12月末日の株主名簿に記載・記録された1000株以上を1年以上保有する株主を対象に、保有株数と継続保有期間に応じて年2回進呈する「デジタルギフト」の金額を従来比10%増額する。交換先はQUOカード、PayPayマネーライト、dポイント、Amazonギフトカード、暗号資産などを予定する。

 拡充は2026年12月末日時点の株主名簿に記載された株主への優待から開始する。6月末確定分は9月下旬、12月末確定分は翌年3月下旬の案内送付を予定。優待拡充による業績への影響は軽微と見込み、現時点で業績予想の修正は予定していない。株式交換については今後の協議で内容や日程が変更される可能性があり、正式な契約締結を決議した場合に改めて開示する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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