gumi、暗号資産運用ファンド始動とグループ内組織再編を決議

2026年7月29日 06:34

■30億円規模の「SBI Crypto Fund Ⅰ」を8月1日から運営、gC Gamesは9月に吸収合併

 gumi<3903>(東証プライム)は7月28日、子会社のgC Labsを通じてSBIファイナンシャルサービシーズと共同組成した暗号資産運用ファンド「SBI Crypto Fund Ⅰ」の運営を8月1日から開始するとともに、子会社への債権放棄、現物分配による子会社株式の取得、完全子会社の吸収合併からなるグループ内組織再編を決議したと発表した。ファンド規模は30億円程度、存続期間は3年で、大和証券グループ本社を含む複数投資家が出資する。

 同ファンドは、ビットコインや主要アルトコインなどの上場暗号資産を中心に、ステーキング、リバランス、ヘッジ戦略を総合的に活用する。国内での暗号資産ETF解禁も視野に、運用実績とデータを蓄積し、伝統的金融のセキュリティー・コンプライアンス体制や運用ノウハウと、暗号資産分野の知見を融合する。営業者は合同会社SBI Crypto Fundで、出資比率はSBIファイナンシャルサービシーズが51%、gC Labsが49%となる。

■債権放棄と現物分配を経てgC Gamesを吸収合併

 組織再編では、まずgC Labsに対する長期貸付金7億1300万円と未収収益1000万円を7月31日に放棄し、同社の債務超過を解消する。続いて8月上旬、gC Labsが保有するgC Gamesの全株式を現物分配で受領し、同社をgumiの直接の完全子会社とする。

 その後、gumiを存続会社、gC Gamesを消滅会社とする吸収合併を実施する。合併契約の締結は8月上旬、効力発生日は9月25日を予定する。完全子会社の合併であるため、新株式の発行や金銭などの割り当てはなく、株主総会の承認決議も経ない。合併後も商号、事業内容、本店所在地、代表者、資本金、決算期に変更はない。

 同組織再編はグループ内で行われ、2027年4月期の連結業績への影響は軽微としている。債権放棄による単体業績への影響についても、過年度に貸倒引当金を計上済みのため軽微となる見通しである。経営資源の集中とグループ経営の効率化を進める一方、ネオクリプト事業ではファンド運営を通じ、運用実績の蓄積や次世代金融商品の共同研究・開発に取り組む。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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