半導体株の動向に振らされやすい需給状況/東京株オープニングコメント
2026年7月24日 08:45
*08:45JST 半導体株の動向に振らされやすい需給状況
24日の日本株市場は売り先行で始まった後は、半導体株の下げ止まりを見極めながらの相場展開になりそうだ。23日の米国市場はNYダウが506ドル安、ナスダックは553ポイント安だった。イエメンの親イラン武装勢力フーシ派が紅海でサウジアラビアの原油タンカー2隻を攻撃したと報じられた。中東情勢の緊迫化で原油先物価格が上昇したことが重荷になった。
また、22日夕に決算を発表したアルファベットやテスラが売られたことで、AI過剰投資への懸念から主力株に売りが広がった。シカゴ日経平均先物は大阪比955円安の65395円。円相場は1ドル=163円80銭台で推移。
日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で売りが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで6万5530円まで買われる場面もみられたが、米国市場の取引開始後は下へのバイアスが強まり、一時65000円まで売られた。ボリンジャーバンドの-1σ(65510円)に抑えられる形からの調整により、-2σ(64360円)辺りが射程に入ってきた。
米国では主要企業の決算発表が本格化するなか、アルファベットやテスラについては、前日の時間外取引で下落していたこともあり、想定された動きであろう。一方で、23日取引終了後に決算を発表したインテルは予想を上回る内容だったことで、時間外取引で買われている。
そのため、売りが先行するものの、売り一巡後は押し目狙いの買いも意識されやすい。昨日はキオクシアホールディングス<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0285A00?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><285A></a>、東京エレクトロン<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0803500?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><8035></a>が下落に転じており、本日も指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の値動きをにらみながらの相場展開になりそうだ。
前日の東証プライムの売買高は7日ぶりに20億株台を割り込んでいた。本格化する決算シーズンに入るなかで、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードは強まりやすいだろう。そのなかで、前日にはアドバンテスト<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0685700?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><6857></a>が1社で日経平均株価を支える形だったこともあり、半導体やAI関連株に振らされやすい需給状況であろう。そのほか、中東情勢の緊迫化による原油高を背景に、資源株などはピンポイントで物色されそうである。
なお、昨夕決算を発表したところでは、キングジム<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0796200?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><7962></a>、SE H&I<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0947800?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><9478></a>、KOA<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0699900?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><6999></a>、アーバネット<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0324200?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><3242></a>辺りが注目されそうだ。《NH》