ナイル、NEW PHASEを子会社化、動画編集スクール取得でAI・DX教育事業を拡張
2026年7月24日 07:01
■発行済み株式80%を取得、教育から人材活用まで自社エコシステム構築へ
ナイル<5618>(東証グロース)は7月23日、動画編集スクールなどを展開するNEW PHASEの発行済み株式80%を取得し、子会社化すると発表した。普通株式の取得価額は36百万円、アドバイザリー費用などを含む概算総額は43百万円。株式譲渡実行日は8月1日を予定する。2029年12月期までの対象会社の業績達成割合に応じ、残る20%を条件付対価で追加取得する予定である。
NEW PHASEは2024年創業で、動画編集スクール「STEP UP」を主力に、AI教育スクールや動画制作を手掛ける。2026年3月期の売上高は3462万7000円、営業利益は1217万円。ナイルはホリゾンタルDX事業で2000社以上の企業を支援してきた実績を持ち、7月1日には実務特化型AIスクール「With AIアカデミー」を開講した。
■スクール集客と卒業後の人材活用を一体化
両社のスクールはいずれも実務で成果を出せるスキル習得を目的とする個人向けオンライン教育で、集客、カリキュラム、メンター運用で親和性が高い。NEW PHASEのSNSを活用した顧客獲得力と、ナイルが蓄積したWebマーケティングの知見を組み合わせ、集客チャネルの多角化と受講生獲得効率の向上を図る。
さらに、企業向けフリーランス人材提供サービス「Nyle X Partners」を通じて両スクール卒業生に実務機会を提供し、教育から人材活用までを自社エコシステム内で完結させる構想。今回の子会社化による2026年12月期連結業績および財務状況への影響は軽微と見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)