トリプルアイズ 3Q累計過去最高営業利益達成、主力のAIソリューション事業が引き続き順調に推移
2026年7月17日 09:53
*09:53JST トリプルアイズ---3Q累計過去最高営業利益達成、主力のAIソリューション事業が引き続き順調に推移
トリプルアイズ<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0502600?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><5026></a>は15日、2026年8月期第3四半期(25年9月-26年5月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比0.3%減の42.05億円、営業利益が1.43億円(前年同期は4.12億円の損失)、税引前利益が1.18億円(同4.29億円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期利益が0.84億円(同3.94億円の損失)となった。
AIソリューション事業の売上収益は前年同期比5.2%増の36.23億円、セグメント利益は同229.3%増の1.71億円となった。AIインテグレーションにおいては、商流の見直しが奏功し、社員1人当たり月平均売上高は前年同期の1,373千円から当第3四半期は1,569千円へと増加した。また、ビジネスパートナー粗利率も同14.7%から16.2%へと改善基調にある。需要面では、生成AI関連の開発ニーズの拡大を背景にAI開発契約が安定的に拡大し、AIラボを起点にPoC(実証実験)から本開発、次フェーズへと連続受注する再現性の高いモデルが定着しつつある。また、千葉大学との包括連携協定を継続し、共同開発したAIコンテンツによる学生向け単位認定授業を開始したほか、専門学校HALと実践的なAI講座を共同開講し、採用・ブランディングの強化にも繋げている。AIプロダクトにおいては、顔認証勤怠アプリ「アルろく for LINE WORKS」がWEB広告の奏功により問い合わせが急増し、契約ID数の増加が加速している。勤怠サービス連携経由の紹介も拡大しているほか、関連法改正も追い風となっている。また、「AIZE Breath」は大手医薬品企業への導入が決定したほか、「EdgeFace」は大手バイクメーカーへ納入済みとなるなど、AI社会実装が進行している。エンジニアリングにおいては、前期に見られた人員減が収束し、現在は新卒・中途採用を強化するフェーズに移行している。案件増により請負工数が増加傾向にあり、第1四半期から引き続き第3四半期も順調に業績が進捗した。また、新たな付加価値創出の取り組みとして、AIソフトウエア開発プロジェクトチームが引き続き自動車設計業務効率化ソフトの開発を継続している。
GPUサーバー事業の売上収益は同24.7%減の5.90億円、セグメント損失は0.28億円(前年同期は4.64億円の損失)となった。AI市場の拡大に伴う計算資源への需要変化を的確に捉え、事業構造の転換を推進している。当第3四半期累計期間においては、代理店の拡大により、AI開発用途向けGPUサーバーの販売が進捗した。また、広告費等の調整により販管費が減少したことで、当第3四半期としては営業利益0.23億円を計上する黒字化を達成し、当第3四半期累計期間の損失は縮小した。また、AI・HPCインフラの活用を起点に、企業誘致、地域産業のDX推進、デジタル人材の育成を一体的に推進するため、敦賀市と包括連携協定を締結した。
同日、2026年8月期通期の連結業績予想については、同社の連結子会社であるゼロフィールドの全株式譲渡に向けた方針を決定したことに伴い、現時点で合理的な算定が困難であるとして非開示となった。《KT》