米国株見通し:伸び悩みか、小売売上高と原油相場を注視
2026年7月16日 13:00
*13:00JST 米国株見通し:伸び悩みか、小売売上高と原油相場を注視
(13時00分現在)
S&P500先物 7,622.75(+8.00)
ナスダック100先物 29,721.75(+28.50)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は49ドル高。原油相場や米金利は伸び悩み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
前営業日のNY市場で主要3指数は続伸。短期的にマイナスへ落ち込む場面もあったが、ダウは150ドル高の52658ドルで取引を終え、S&Pとナスダックも2日連続のプラスを維持した。今週発表された消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)はいずれも想定を超えた鈍化を示し、引き締め的な金融政策への警戒は後退。長期金利の低下を背景にアップルやアマゾン、アルファベットといった主力ハイテクが選好される地合いとなり、相場を押し上げた。
本日は伸び悩みか。直近のインフレ指標の鈍化を受け連邦準備制度理事会(FRB)の9月利上げ観測は後退し、全般的に買いが入りやすい地合いは継続しそうだ。ただ、今晩の小売売上高は前回から悪化が予想され、過度な買いを抑制する材料になりやすい。一方、米国とイランによる戦闘の再開で中東情勢は再び混迷を深め、原油相場は水準を切り上げた。当局者の間では物価上昇圧力として意識され、引き締め方針は緩めない方向。長期金利の低下が限定的なら積極的な買いを抑制しよう。《TY》