15日の香港市場概況: ハンセン指数は4日続伸、米利上げ観測の後退で約1カ月ぶりの高値
2026年7月15日 18:33
*18:33JST 15日の香港市場概況: ハンセン指数は4日続伸、米利上げ観測の後退で約1カ月ぶりの高値
15日の香港市場は4日続伸。主要93銘柄で構成されるハンセン指数が前日比340.37ポイント(1.40%)高の24681.10ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が81.30ポイント(1.00%)高の8184.38ポイントと4日続伸した。
ハンセン指数は約1カ月ぶりの高値水準まで回復した。米利上げ観測の後退を背景とした投資家心理の改善や、本土系消費関連銘柄への買いが相場を押し上げた。米消費者物価指数の伸び鈍化を受けて米金融引き締めへの警戒が和らぎ、香港の金利上昇懸念も後退したことが支援材料となった。一方で、中国の4-6月国内総生産(GDP)成長率が市場予想を下回り、固定資産投資や不動産開発投資の弱さも示され、中国経済を巡る不透明感が上値を抑えた。外部環境の改善を好感する買いが優勢だったものの、中国景気を巡る懸念も意識される展開となった。
香港市場の個別銘柄では、バイオ医薬セクターが上昇し、昭衍新薬(06127/HK)が23.8%高、中生北控生物科技(08247/HK)が23.2%高、江西生物(06915/HK)が21.1%高となった。また、物流・消費セクターでは、啓明東方控股(03626/HK)が35.0%高、易生活控股(00223/HK)と浜海泰達物流(08348/HK)がともに17.6%高となった。
このほか、アパレル銘柄も買われた。中微智碼(08041/HK)が22.0%高、恒富控股(00643/HK)が21.8%高、維港育馬(08377/HK)が19.3%高となった。
半面、石油セクターがさえない。延長石油国際(00346/HK)が10.0%安、山東墨龍(00568/HK)が8.1%安、百勤油服(02178/HK)が4.8%安と下落した。
また、通信関連も弱含み。長城天下(00524/HK)が5.6%安、経緯天地(02477/HK)が4.0%安、APTサテライト(01045/HK)が3.2%安となった。
中国本土市場は反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.29%安の3955.58ポイントで取引を終了した。《CS》