ガーデン 1Q増収、売上高は過去最高を更新
2026年7月15日 15:22
*15:22JST ガーデン---1Q増収、売上高は過去最高を更新
ガーデン<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0274A00?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><274A></a>は14日、2027年2月期第1四半期(26年3月-5月)決算を発表した。売上高が前年同期比6.4%増の47.86億円、営業利益が同65.1%減の1.84億円、経常利益が同71.6%減の1.41億円、四半期純利益が同60.7%減の1.31億円となった。売上高は過去最高を更新した。
店舗運営については、引き続きQSCA(クオリティ・サービス・クレンリネス・アトモスフィア)の向上に取り組むとともに、店舗オペレーションの分析を通じた改善活動を推進している。また、人材面では、教育マニュアルの充実や動画・多言語教育の活用により、新入社員および店舗スタッフの早期戦力化と定着率向上に努めている。商品戦略については、前年に続き冷涼感ある季節商品の早期提供や、人気のあるキャラクターとのコラボレーションを積極的に実施した。また、顧客満足度の向上やリピート促進に向けて、ライス食べ放題無料やハイボールフェア、アプリスタンプ倍増などを行い、来店動機の創出と客数増加に取り組んだ。そして、4月の下旬から既存の「壱角家」店舗に、ガーデンが15年以上運営してきた「油そば総本店」の看板・商品を加える二刀流ハイブリッド戦略を推進している。ラーメン市場全体が拡大を続ける中、店舗数増加が顕著な成長カテゴリーである油そば市場に対し、ノウハウが蓄積された油そば専門店を、駅前好立地にスピード展開している。投資は看板の変更のみと少額で出店することが可能で、汁がなく原価も抑えられ、夏の暑い時期でも需要が落ちにくい油そばは、家系ラーメンを補完する商品と位置付けている。この複合型ハイブリッド店舗への変更を、1店舗目から100店舗目までを100日を目途に展開する予定。成長戦略であるM&Aについては、前年度に取得した味噌ラーメンブランド「萬馬軒(まんばけん)」と3月から運営を開始したそば居酒屋ブランド「高田屋(たかだや)」の収益力向上とブランド価値向上に取り組んでいる。萬馬軒は、店舗改装やオペレーション改善等の施策により、売上は堅調に推移し、多店舗展開に向けた基盤整備を進めている。また、高田屋も、ブランド再構築や生産性向上施策を推進し、中長期的な成長基盤の構築を進めている。海外展開については、タイに設立した合弁会社を通じて「山下本気うどん」の海外展開準備を進めており、今秋の1号店の出店に向けた体制整備と、2店舗目以降の物件の精査を着実に実施している。
店舗出退店の状況については、17店舗出店(直営7店舗、FC10店舗)、4店舗退店(直営1店舗、FC3店舗)した結果、当第1四半期末時点の総店舗数は212店舗(直営178店舗、業務委託1店舗、FC33店舗)となった。直営店の出店内訳は壱角家1店舗、山下本気うどん1店舗、萬馬軒2店舗と、3月から運営を開始した高田屋3店舗となっている。タイ合弁会社の出店計画数を除く今期の出店計画21店舗に対し、既に15店舗が物件の賃貸借契約を締結しており、前年同期と比較して早いペースで出店が進んでいる。一方、直営店の退店は鉄板王国1店舗となっている。昨今の原価高騰に伴う粗利率の低下、単価上昇による顧客離れから萬馬軒への業態変更を行った。また、FCの退店は肉寿司3店舗で、肉寿司商標と共に肉寿司フランチャイズ本部事業を譲渡した。
2027年2月期通期の業績予想については、売上高が前期比13.7%増の203.50億円、営業利益が同8.3%増の14.10億円、経常利益が同5.7%増の12.80億円、当期純利益が同34.2%増の8.40億円とする期初計画を据え置いている。《AK》