三菱電機、インフォステラを子会社化 地上局事業強化
2026年7月2日 14:15
三菱電機は2日、衛星事業者向けクラウド型地上局サービスを手掛けるインフォステラの全株式を取得し、完全子会社化したと発表した。
インフォステラは東京都新宿区に本社を置き、周回衛星向け地上局プラットフォーム「StellarStation」を通じ、世界各地の地上局をクラウド上でネットワーク化するGSaaS(Ground Segment as a Service)を展開している。2026年7月現在の従業員数は21人。
背景には、小型衛星コンステレーションを用いたサービスの拡大に伴い、地上局ネットワークを一貫して構築・提供する必要性が高まっていることがある。三菱電機は防衛・宇宙システム事業で培った衛星・地上設備の開発技術やシステムインテグレーション力を持つ。
両社は今後、三菱電機の技術力とインフォステラのGSaaSプラットフォームおよびアジャイルな開発力を連携させ、地上ネットワークのグローバル展開を加速する方針。衛星事業者の初期投資や運用負荷を抑えつつ、多様なニーズに応じた宇宙通信インフラを提供するサービスを構築するとしている。
三菱電機の2025年度の連結売上高は5兆8947億円。グループ会社は世界に200以上、従業員数は約15万人。