29日の中国本土市場概況:上海総合は反発、政策支援や人民銀の資金供給を好感

2026年6月29日 18:37

*18:37JST 29日の中国本土市場概況:上海総合は反発、政策支援や人民銀の資金供給を好感
29日の中国本土市場は反発。主要指標の上海総合指数が前営業日比46.64ポイント(1.16%)高の4073.90ポイントと反発している。

中国人民銀行による翌日物リバースレポを通じた3000億人民元の資金供給や、市場予想を下回る1.25%の金利設定が実質的な利下げと受け止められたことが相場を支えた。高額医薬品の支援策を受けて製薬株が急伸し、半導体や非鉄株にも買いが広がった。一方で、中国景気の先行き不安は引き続き意識されたものの、指数は安寄り後に切り返して上げ幅を拡大し、政策支援への反応が相場全体を押し上げる展開となった。

セクター別では、半導体株が急伸。有研新材(600206/SH)と北京兆易創新科技(603986/SH)がそろって9.1%高、杭州立昂微電子(605358/SH)が4.7%高、杭州士蘭微電子(600460/SH)が4.4%高で引けた。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は4.6%高と他の主要指数をアウトパフォームした。

また、医薬セクターも買われた。江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が8.8%、上海復星医薬集団(600196/SH)が7.2%、甘李薬業(603087/SH)が7.1%、津薬達仁堂集団(600329/SH)が7.0%高で取引を終えた。ほかに、食品など消費銘柄が買われた。

半面、航空銘柄が売られた。中国国際航空(601111/SH)と中国東方航空(600115/SH)がそろって2.5%安、中国南方航空(600029/SH)が2.0%安となった。最近の上昇で買われすぎ感がやや高まった。

外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.88ポイント(0.33%)高の269.00ポイント、深センB株指数が3.82ポイント(0.34%)高の1116.63ポイントで終了した。《AK》

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