16日の香港市場概況:ハンセン指数は3日ぶり反落、中国景気の先行き不安が強まる
2026年6月16日 19:15
*19:15JST 16日の香港市場概況:ハンセン指数は3日ぶり反落、中国景気の先行き不安が強まる
16日の香港市場は3日ぶりに反落。主要93銘柄で構成されるハンセン指数が前日比348.72ポイント(1.40%)安の24493.95ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が135.69ポイント(1.62%)安の8240.05ポイントと3日ぶりに反落した。
中国経済の先行き不安が強まる中で下げ幅を広げる展開となった。5月の小売売上高が前年同月比0.6%減とマイナス成長に転じたほか、1-5月の不動産開発投資も16.2%減と予想以上に縮小し、内需の弱さが売り材料となった。一方で、外部環境の改善を背景に下値では買いもみられたが、相場全体を押し上げるには至らなかった。景気減速への警戒が根強く、消費やサービス関連を中心に売りが優勢となる地合いが続いた。
セクター別では、消費関連が売られた。九毛九国際HD(9922/HK)が7.4%安、高キン零售(6808/HK)が5.5%安、安井食品集団(2648/HK)が5.1%安、華潤ビールHD(291/HK)が4.6%、東鵬飲料(集団)(9980/HK)が3.9%、ゴールドジュエリーの老鋪黄金(6181/HK)が3.7%安で取引を終えた。
中国の不動産銘柄も大幅安。龍湖集団HD(960/HK)が9.9%安、華潤万象生活(1209/HK)が5.1%安、融創中国HD(1918/HK)が7.2%安、中国金茂HD(817/HK)と中国奥園集団(3883/HK)がそろって6.3%安で引けた。
半面、中国の証券銘柄が逆行高。中信証券(6030/HK)が4.3%高、広発証券(1776/HK)が3.6%高、国泰海通証券(2611/HK)が2.6%高、華泰証券(6886/HK)が1.4%高となった。
本土マーケットも3日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.11%安の4091.89ポイントで取引を終了した。《AK》