欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、日銀政策消化で円売りも為替介入に警戒

2026年6月16日 17:25

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、日銀政策消化で円売りも為替介入に警戒
16日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩みか。日銀金融政策決定会合の内容を消化後、円安に振れる可能性があろう。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表を前にドルは売りづらいが、為替介入への警戒がドルの重石となりそうだ。

米国とイランの和平協議が合意に達し今後のホルムズ海峡の安全航行が期待され、前日の取引でNY原油先物(WTI)は1バレル=80ドルを一時割り込んだ。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に長期金利は小幅に上昇し、ややドル買いに振れた。ユーロ・ドルは1.1620ドル台から再び1.16ドルを割り込み、ドル・円は160円付近まで軟化後は底堅く推移した。本日アジア市場で日銀の政策決定を受け円安に振れ、ドル・円は160円台で推移した。

この後の海外市場は日米中銀の政策方針がテーマ。日銀の利上げは織り込みで、次回の引き締めは不透明のため、円買いは後退する見通し。一方、中東の紛争終結で地域の安定化への期待が増し、ドル売りに振れやすい。ただ、今晩から開催されるFOMCで今後の政策方針を見極める展開に。引き締め的な方針に傾く可能性もあるため、ドル買いは根強い。もっとも、4月30日に日米政策発表後のドル高・円安で日本が為替介入に踏み切った経緯から、警戒感によりドルの上値は重いとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 独・ZEW期待指数(6月) 予想-7.5 前回-10.2
・21:30 米・住宅着工件数(5月) 予想-2.2% 前回-2.8%
・21:30 米・住宅建設許可件数(5月) 予想-0.2% 前回4.4%
・米・連邦公開市場委員会(FOMC)(17日まで)《CS》

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