キッコーマン食品、ネスレ日本と関東~関西間の海上輸送を開始、CO2排出量を約52%削減へ

2026年6月5日 07:42

■「濃いだし 本つゆ」などを週1回輸送、往復貨物の組み合わせで空荷削減

 キッコーマン<2801>(東証プライム)傘下のキッコーマン食品は6月4日、主要物流拠点のキッコーマン食品N-DC(千葉県流山市)から関西へ出荷する調味料製品について、6月5日からネスレ日本と連携した関東~関西間の海上輸送を開始すると発表した。「キッコーマン 濃いだし 本つゆ」などを対象に、RORO船を活用した輸送を増やす。

 同社は現在、関西向け製品を主にトラックで輸送しているが、物流業界ではドライバー不足が課題となっている。今回の取り組みでは、トラック中心の輸送から船舶を活用するモーダルシフトを進め、1運行あたりの二酸化炭素(CO2)排出量をトラック輸送比で約52%削減できる見込みだ。

 輸送頻度は週1回の往復。往路はキッコーマン食品N-DCから千葉港を経て高砂DC(兵庫県高砂市)へ運び、復路はネスレ日本姫路工場から堺泉北港を経て野田物流センター(千葉県野田市)へ運ぶ。往復で貨物を組み合わせるラウンド輸送により空荷を減らし、郵船ロジスティクスが全行程の輸送を手配する。同社は今後、対象地域の拡大や幅広い物流連携を検討する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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