ABEJA、NEDOのGENIAC第四期事業に採択、自動車整備向けAIエージェントを開発へ
2026年6月5日 07:28
■IDOMの整備関連データを活用、ToolUse能力と多段推論能力を強化
ABEJA<5574>(東証グロース)は6月4日、NEDOが公募した「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/競争力ある生成AI基盤モデルの開発(GENIAC)」の第四期事業に、同社提案の「自動車整備領域特化型AIエージェントの開発」が採択されたと発表した。第一期から四期連続の参画となる。
同事業では、中古車流通大手「ガリバー」ブランドなどを全国約498店舗展開するIDOMと連携し、自動車整備に特化したAIエージェントを構築する。整備士が故障原因の特定や点検手順を確認する際の判断を支援するもので、整備関連データを基に、LLMが自動生成した故障診断シナリオの専用データセットを整備する。
開発では、複数の情報ソースを自律的に検索・参照する「ToolUse能力」や、多様な故障症状から原因を段階的に絞り込む「多段推論能力」を強化する。店舗内に専用のオンプレミス環境を構築し、外部送信やネットワーク依存を抑えた実運用を検証する。実施期間は2026年7月から2027年1月までの予定で、今期業績への影響は軽微と見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)