QDレーザ、TDKとXRグラス向け光学エンジンで協力、特許譲渡で5億円の特別利益計上へ
2026年6月2日 06:34
■網膜投影技術とTDKのRGBモジュール技術を融合、早期量産化と市場開拓を推進
QDレーザ<6613>(東証グロース)は6月1日、TDK<6762>(東証プライム)と網膜投影技術を用いたXRグラス向け次世代RGB光源モジュールおよび光学エンジンの共同開発に関する事業協力契約を締結することを決定したと発表した。あわせて、同技術に関する特許権の一部をTDKへ移転し、2027年3月期に約5億円の特別利益を計上する予定とした。
同社の網膜投影技術は、微弱なレーザ光で網膜に直接映像を投影する方式であり、XRグラス向け小型ディスプレイに求められる小型化、低消費電力化、ピントフリーなどで優位性を持つ。今回の協力では、同社の独自技術・特許群と、TDKの高度なRGBモジュール開発・製造技術を融合し、次世代XRグラスサプライヤーへの早期普及を目指す。
両社は今後、試作機の評価、ビジネスモデルの検討、展示を通じた市場開拓を共同で進め、早期量産化を視野にスマートグラスメーカー向けの光学エンジン提供を推進する。業績面では、特許権の一部譲渡対価約5億円を特別利益に計上する見通しとなり、2027年3月期の当期純利益予想を従来の5800万円の赤字から4億4100万円の黒字へ上方修正した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)