ヴィス バリュエーションレポート レーティング:Buy 目標株価2,418円で71.5%の上値余地

2026年5月29日 15:30

*15:30JST ヴィス バリュエーションレポート レーティング:Buy 目標株価2,418円で71.5%の上値余地
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オフィスデザインを核とした「ワークデザイン」サービスをワンストップで提供する企業。2029年3月期までの営業利益CAGR(2027年3月期の当社業績予想数値と比較)を+11.5%と予想、今後1年程度の目標株価を2,418円とした。

業績概況/中期経営計画の進捗状況
人的資本経営の潮流によって追い風を受ける事業環境。企業のブランド作りの一環として「ワークデザイン」を手掛け、単にデザインを提供するだけではなく、作ったオフィスを通じた「体験」「思考」「行動」の変革を追求している。

■直近決算
・概要
2026年3月期は、売上高16,489百万円(前期比1.5%増)、営業利益1,939百万円(同1.3%増)。売上高は、1億円以上の大規模案件の受注高が増加したことを背景に増収。高単価案件への集中戦略により収益性も維持した。売上・営業利益は5期連続の増収増益を達成し、過去最高を更新。

・当社アナリストのコメント
2026年3月期は、大規模案件が増加し、プロジェクト単価が前期比3.6%上昇、過去3年間では1.4倍となり、売上・利益を牽引し増収増益を達成。失注案件の分析やリソース配分の見直しにより、大企業への対応力を強化してきたことが奏功しており、今後の業績をけん引する構図を見て取れる。

■中計
・概要
長期ビジョンは2031年3月期に売上高250億円・営業利益25億円が目標。ブランディング事業の成長、データソリューション・プレイスソリューション事業の成長、M&Aを推進する。中期経営計画では、2028年3月期に売上高20,056百万円、営業利益2,027百万円を目標とする。

・当社アナリストのコメント
今後は従前ペースでの大幅な単価上昇は見込めないが、大企業対応力の強化で単価を保った件数積み上げが可能だろう。既存と新規顧客が半々の構成がリピート率の高さを示しており、中計に無理はない。空間(ハード)だけでなく、運用(ソフト)面の伴走支援で利益率の向上も期待できる。

■投資のポイント
・強み/競争力の源泉
CIやVIといった「企業ブランドを作る」コンサルティングから設計施工、グラフィック・ウェブまで幅広くワンストップで手掛け、特命受注により高い利益率を確保。

・株価のアップサイド要因/変化の兆し
中計達成が視野に入れば、目標株価は3,000円に迫ることになる。大きく織り込まれていない運用(ソフト)面での伴走支援が予想以上だと、目標超過の原動力となる。

・株主還元
2027年3月期からは配当性向を40%に引き上げ、年間59.0円(2026年3月期比10円増配)を予定している。フィスコ予想の最終年度には、配当利回りで約5%も視野。《YS》

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