日本国土開発 日本大学と産学連携し細粒砂「ゆな」の有効活用研究

2026年5月29日 10:56

*10:56JST 日本国土開発---日本大学と産学連携し細粒砂「ゆな」の有効活用研究
日本国土開発<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0188700?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><1887></a>は28日、日本大学工学部と産学連携し、福島県浜通り地域に広く分布する細粒砂「ゆな」を対象とした土質改良および有効活用に関する研究を実施していると発表した。

本研究では、同社独自技術である回転式破砕混合工法(R)(通称:ツイスター(R))を適用し、同社の子会社である福島エコクリートが製造・供給する石炭灰リサイクル建材「ORクリート」を混合材として使用することで、「ゆな」の適用性向上を目指している。

また、福島県浜通り地域の小高神山、小高羽倉、富岡高津戸の3地点から採取した粒度の異なる試料を用い、採取地ごとの特性差が土質改良効果に与える影響について体系的な評価を実施している。日本大学工学部では粒度改善状況や吸水性に起因する物性改良効果を中心に学術的観点から評価・検証を行い、同社は施工方法を主体とした実務レベルでの技術開発を担当した。

さらに、回転式破砕混合工法の適用により混合時の練返しを抑制し、施工性の向上および強度確保に関する検証を行っているほか、「ゆな」とORクリートを混合することでトラフィカビリティ(コーン指数1,200kN/m2以上)を確保できることを確認している。

今後は実施工への適用を見据え、実規模レベルでの検証を進める予定としている。また、建設発生土と石炭灰の同時リサイクルを可能とする技術について、室内試験レベルで有効性を確認している。本研究成果は令和8年度土木学会全国大会にて発表予定としている。《KT》

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