欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、上値でドル買い・円売りは縮小続く
2026年5月26日 17:25
*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、上値でドル買い・円売りは縮小続く
26日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米引き締め的な政策に思惑が広がるなか、米金利高・ドル高は継続。ただ、日本の「防衛ライン」が意識され、引き続き159円台はドル買い・円売り縮小が見込まれる。
前日はNY休場で薄商いのなか、米国とイランによる和平合意に向けた協議に進展がみられ、原油相場の下落と米長期金利の低下を受け小幅ドル売りに振れた。ユーロ・ドルは1.1630ドル台から1.1640ドル台、ドル・円は158円80銭台から157円90銭台の狭いレンジ内でもみ合い。本日アジア市場で改めて中東紛争の早期終結が期待され、ドル買い先行。日経平均株価の一時続伸でリスク選好的な円売りも強まり、ドル・円は159円に接近した。
この後の海外市場は引き続き米国とイランによる協議の行方を注視する展開となり、中東紛争終結への期待感から原油安・米金利安に振れればドル売り先行。ただ、両国の主張の隔たりやトランプ大統領の不安定な政策運営で警戒感が広がる可能性もある。また、金利高は一服したものの、連邦準備制度理事会(FRB)の今後の引き締め的な政策に思惑が広がり、ドルは売りづらい。一方、日本の「防衛ライン」として意識される160円に近付けば、一段のドル買い・円売りは縮小しそうだ。
【今日の欧米市場の予定】
・22:00 米・3月CS20都市住宅価格指数(予想:前年比+0.9%、2月:+0.9%)
・23:00 米・5月CB消費者信頼感指数(予想:92.0、4月:92.8)《CS》