PRISM BioLab、共同創出薬E7386の心臓安全性評価結果をASCOで発表へ

2026年5月26日 06:56

■血漿中濃度とQTcF変化に有意な関連なく、心臓安全性マージンを確認

 PRISM BioLab<206A>(東証グロース)は5月25日、同社とエーザイ<4523>(東証プライム)が共同創出したE7386について、米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会2026で、第Ⅰ相臨床試験における心臓安全性評価の解析結果がエーザイにより発表されると発表した。発表は5月29日から6月2日まで米国イリノイ州シカゴで開催される同総会で、Online Publication Only形式で行われる。

 同発表では、固形がん患者を対象とした第Ⅰ相臨床試験で得られた血漿中濃度と心電図データを用い、E7386がQTcF間隔を含む心臓電気生理学的指標に与える影響を評価する。C-QTcモデリング解析では、E7386の血漿中濃度とΔQTcFとの間に、統計学的にも臨床的にも有意な関連は認められなかった。

 評価された投与量範囲では、PR間隔やQRS幅などの心臓伝導パラメータ、心拍数に臨床的に問題となる影響は示されなかった。平均ΔQTcFと90%信頼区間上限はいずれも臨床的に懸念される閾値の10ミリ秒を下回り、推奨用量における定常状態の血中濃度と比べ、十分な心臓安全性マージンが示された。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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