原油安を手掛かりとした買いが入りやすい/東京株オープニングコメント
2026年5月25日 08:26
*08:26JST 原油安を手掛かりとした買いが入りやすい
25日の日本株市場は、買い先行で始まることになろうが、買い一巡後はこう着感が強まりそうである。22日の米国市場はNYダウが294ドル高、ナスダックは50ポイント高だった。米国とイランの交渉が進展しているとの見方から買われた。オープンAIやスペースXなど大型IPOを控え、半導体やAI関連株の一角も買われ、終日堅調な展開だった。シカゴ日経225先物は大阪比5円安の63335円。円相場は1ドル=158円80銭台で推移。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から利食いが意識される一方で、原油先物相場が大きく下落していることを手掛かりに買い先行で始まることが期待される。米国とイランは、ホルムズ海峡の開放と高濃縮ウランの処分をめぐり基本合意したと、米メディアが報じている。ただ、最終合意までには数日かかる見通しと伝えられているが、これを受けて原油先物相場が大きく下落していることが材料視されそうだ。
日経225先物は22日の取引終了後のナイトセッションで62860円まで売られた後に、一時63810円まで買われる場面もみられた。終盤にかけて軟化し、日中比60円安の63280円で終えたが、ボリンジャーバンドの+1σ(62500円)と+2σ(64150円)とのレンジ内での推移だった。週明けの米国市場はメモリアルデーの祝日のため海外勢のフローは限られるものの、薄商いのなかで原油安を手掛かりとした買いが入りやすいだろう。
物色は前週、日経平均株価をけん引したソフトバンクグループ<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0998400?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><9984></a>など、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株への物色は継続。原油先物相場が大きく下落していることで、内需系の一角にも見直す動きが強まる可能性はありそうだ。そのほか、オープンAIやスペースXの上場を控え、AIや宇宙関連などの材料株物色も活発になりそうである。《AK》