半導体やAI関連株にらみの展開が続く/東京株オープニングコメント

2026年5月19日 08:37

*08:37JST 半導体やAI関連株にらみの展開が続く
 19日の日本株市場は、やや買い先行で始まることになろうが、その後は半導体やAI関連株にらみの展開になりそうだ。18日の米国市場はNYダウが159ドル高、ナスダックは134ポイント安だった。米国とイランによる戦闘終結に向けた協議が進まず、WTI原油先物が1バレル=108ドル台に上昇したことが重荷になった。米長期金利が上昇するなかで半導体株への売りが目立った。シカゴ日経225先物は大阪比885円高の61545円。円相場は1ドル=158円80銭台で推移。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで上昇して始まり、中盤にかけて61840円まで上げ幅を広げる場面もみられた。買い一巡後は61410円まで上げ幅を縮めて終えているが、昨日は1380円安と大きく下落したこともあり、自律反発狙いの買いが意識されやすいだろう。

 また、昨日はキオクシアHD<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0285A00?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><285A></a>がストップ高となった。比例配分で買いを残していたが、ADR(米国預託証券)で4%近く上昇していることもあり、14日につけた53490円を更新してくるようだと、他の半導体やAI関連株を見直す動きが意識されてくる可能性はありそうだ。一方で、米国では半導体の売りが目立っていることもあり、東京市場においても利益確定の動きが続くようだと、先物市場では短期的に売り仕掛け的な動きが入りやすいだろう。

 決算が一巡したことで手掛かり材料に欠ける面はあるだろう。半導体やAI関連株にらみの展開が続くとみられるが、日経平均株価は足元の調整で支持線として意識される25日線に接近してきたほか、7日の大陽線を埋めつつある。過熱感は後退し調整一巡感が意識されやすい水準まで下げてきたことで、押し目狙いのタイミングを探ることになりそうだ。そのほか、日本と英国、イタリアによる次期戦闘機の共同開発を巡り、英政府が約1兆2800億円規模の資金を拠出する方向だと報じられている。開発が進むとの見方から防衛関連への押し目狙いに向かわせそうだ。《AK》

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