18日の香港市場概況:ハンセン指数は続落、中国の景気懸念で売り優勢
2026年5月18日 18:44
*18:44JST 18日の香港市場概況:ハンセン指数は続落、中国の景気懸念で売り優勢
18日の香港市場は続落。主要90銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比287.55ポイント(1.11%)安の25675.18ポイントと続落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が93.06ポイント(1.07%)安の8597.97ポイントと7日続落した。
中国景気の減速懸念や原油高への警戒を背景に軟調な展開となった。中国の小売売上高や鉱工業生産が市場予想を下回り、固定資産投資や不動産開発投資の弱さも重荷となり、テンセントやアリババなど主力株に加え、電気自動車(EV)や航空、不動産株にも売りが広がった。半面、米中晩さん会で注目を集めた藍思科技には買いが入り急伸した。投資家心理は悪化し、景気敏感株を中心に持ち高調整の動きが優勢だった。
香港市場の個別銘柄では、テクノロジー関連のテンセント(0700/HK)が2.0%安、金融関連のHSBCホールディングス(0005/HK)が1.8%安、車載電池関連のCATL(3750/HK)が1.3%安となった。
また、金融関連もさえない。中国工商銀行(1398/HK)が1.2%安、電子商取引関連のアリババ(9988/HK)が1.1%安、中国銀行(3988/HK)が0.4%安となった。中国景気の先行き懸念が重荷となり、中国の主要経済指標の弱い内容が投資家心理を圧迫した。
半面、エネルギー関連のCNOOC(0883/HK)が2.0%高、石油関連のペトロチャイナ(0857/HK)が1.0%高、通信関連の中国移動(0941/HK)が0.5%高となった。WTI原油先物の上昇が材料視され、原油輸送停滞の長期化懸念を背景に石油関連銘柄への買いが入った。通信関連では中国移動が小幅ながら上昇した。
中国本土市場は3日続落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.09%安の4131.53ポイントで取引を終了した。《AK》