ミロク情報サービス、27年3月期も営業・経常増益で連続増配予想、サブスクリプションモデル推進が寄与
2026年5月18日 07:44
(決算速報) ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は5月15日に26年3月期連結業績を発表した。増収増益と順調だった。新規顧客の開拓とサブスクリプションモデルの推進により、ストック型のサービス収入が大幅に増加した。そして27年3月期も営業・経常増益で連続増配予想としている。サブスクリプションモデルの推進によってストック収益が積み上がることが予想され、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は年初来安値圏だが、高配当利回りも支援材料であり、調整一巡して出直りを期待したい。
■26年3月期増収増益、27年3月期も営業・経常増益で連続増配予想
26年3月期の連結業績は売上高が前期比6.0%増の489億26百万円、営業利益が6.2%増の66億77百万円、経常利益が7.5%増の68億70百万円、親会社株主帰属当期純利益が23.4%増の54億06百万円だった。配当は前期比5円増配の60円(期末一括)とした。連続増配で配当性向は33.2%となる。
増収増益と順調だった。新規顧客の開拓とサブスクリプションモデルの推進により、ストック型のサービス収入が大幅に増加した。なお特別利益では投資有価証券売却益が1億05百万円増加(前期は3億58百万円、当期は4億63百万円)し、特別損失では前期計上の暗号資産売却損1億82百万円が一巡した。
売上高の内訳は、フロー型のシステム導入契約売上高が0.9%増の242億14百万円(ハードウェアが1.5%増の56億48百万円、ソフトウェアが5.1%減の107億94百万円、ユースウェアが10.2%増の77億71百万円)で、ストック型のサービス収入が14.7%増の211億64百万円(会計事務所向け総合保守サービスTVSが1.6%増の26億53百万円、クラウド・サブスク等のソフトウェア使用料収入が33.8%増の101億円、企業向けソフトウェア運用支援サービス収入が1.5%増の61億61百万円、ハードウェア・ネットワーク保守サービス収入が5.6%増の17億84百万円、サプライ・オフィス用品が13.1%減の4億63百万円)だった。その他は4.3%減の35億46百万円だった。
全社ベースの業績を四半期別に見ると、第1四半期は売上高が115億68百万円で営業利益が12億44百万円、第2四半期は売上高が126億04百万円で営業利益が19億07百万円、第3四半期は売上高が123億54百万円で営業利益が19億47百万円、第4四半期は売上高が124億円で営業利益が15億79百万円だった。
27年3月期の連結業績予想は売上高が前期比10.0%増の538億円、営業利益が8.3%増の72億30百万円、経常利益が7.4%増の73億80百万円、親会社株主帰属当期純利益が11.0%減の48億10百万円としている。配当予想については前期比5円増配の65円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は40.5%となる。
27年3月期も営業・経常増益で連続増配予想としている。サブスクリプションモデルの推進によってストック収益が積み上がることが予想され、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。
■株価は調整一巡
株価は年初来安値圏だが、高配当利回りも支援材料であり、調整一巡して出直りを期待したい。5月15日の終値は1710円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS160円63銭で算出)は約11倍、今期予想配当利回り(会社予想の65円で算出)は約3.8%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1106円61銭で算出)は約1.5倍、そして時価総額は約552億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)