米ハイテク株高を映して買い戻し先行へ/日経225・本日の想定レンジ

2026年5月15日 08:25

*08:25JST 米ハイテク株高を映して買い戻し先行へ
[本日の想定レンジ]14日のNYダウは370.26ドル高の50063.46ドル、ナスダック総合指数は232.88pt高の26635.22pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比325円高の63045円だった。本日は、米国株高を受けて買い先行で始まることが想定される。前日は、米ハイテク株高を映して買い先行で始まったものの、市場予想を下回るフジクラ<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0580300?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><5803></a>の決算をきっかけに利益確定売りが出て、日経平均は3日ぶりに反落した。ローソク足は下ヒゲのない「陰の大引け坊主」を描き、63000円近辺での売り圧力の強さを確認する形となった。ただ、ザラバ安値は切り上がっており、下値での買い意欲は衰えていない状況だった。前日の米国市場は、「米政府が中国企業に対し、米エヌビディア製の人工知能(AI)向け半導体「H200」の購入を許可した」と米メディアが報じたことで、AI半導体需要の増大期待につながり、テック株が買われたほか、市場予想を上回る収益予想を示した米シスコシステムズが急騰したことも投資家心理を上向かせた。また、取引終了後にコンセンサスを上回る業績見通しを発表したアプライド・マテリアルズが時間外取引で上昇していることもあり、本日の東京市場は半導体・AI関連株中心に買い戻しの動きが強まるだろう。また、トランプ米大統領が14日、イランが事実上封鎖するホルムズ海峡の開放に向け、中国の習近平国家主席が支援を申し出たと明らかにし、封鎖が続くホルムズ海峡の再開期待の高まりも好影響を及ぼすかもしれない。さらに、中国が米ボーイング製の航空機200機を購入することで合意したことも明らかになり、ボーイング向けサプライヤーの国内企業にも注目が集まる可能性もある。しかし、中国の発注規模は事前の予測を下回り、ボーイング株は下落しているため、ボーイング株の下げに連動した動きにつながることも想定される。また、週末とあって、持ち高調整の売りが警戒されるほか、米中首脳会談後の声明を見極めたいとの思惑もあり、買い一巡後は様子見姿勢が強まることも想定される。上値メドは、心理的節目の64000円、64500円、65000円、下値メドは、5日移動平均線の62760円や心理的な節目の62000円、61000円などが挙げられる。

[予想レンジ]上限63500円-下限62500円《SK》

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