シリコンスタジオ、フィジカルAI事業を本格始動、元NVIDIA幹部がCPAIO就任
2026年5月13日 07:15
■25年のリアルタイム3DCG技術とNVIDIA Omniverseを活用
シリコンスタジオ<3907>(東証スタンダード)は5月12日、元NVIDIAエンタープライズマーケティング本部長の林憲一氏が執行役員「Chief Physical AI Officer(CPAIO:最高フィジカルAI責任者)」に就任したと発表した。これに伴い、フィジカルAIシミュレーション基盤事業を本格始動する。
同社は、25年にわたり培ってきたリアルタイム3DCG技術と、NVIDIA Omniverseなどの先端プラットフォームを活用し、日本の製造業、自動車、ロボティクス産業に向けたシミュレーション環境の構築・提供を進める。フィジカルAIは、AIが物理世界を認識・判断し、ロボットや自動運転車などを通じて行動する技術で、デジタルツイン上でAIを訓練し現実環境に転移する「Sim2Real」が重要となる。
同社は、機械学習向け教師画像生成ソリューション「BENZaiTEN」やデジタルツイン構築の実績を基盤に、3DCG技術をフィジカルAI時代のシミュレーション基盤として再定義する。林氏の参画により、産業界への導入支援体制を強化し、新事業の成長を通じて企業価値の持続的向上を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)