ソフトクリエイトホールディングス、26年3月期は2桁増収増益・6期連続増配、27年3月期もEC・IT両事業拡大へ

2026年5月12日 07:54

(決算速報)  ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)は5月11日に26年3月期連結業績を発表した。2桁増収増益で配当は大幅増配とした。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも伸長し、人件費増加などを吸収した。そして27年3月期も増収増益予想としている。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも順調に拡大してコスト増加を吸収する見込みだ。事業環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は年初来安値圏で軟調だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■26年3月期2桁増収増益で大幅増配、27年3月期も増収増益予想

 26年3月期の連結業績は売上高が前期比11.1%増の343億91百万円、営業利益が12.9%増の62億09百万円、経常利益が13.5%増の65億44百万円、親会社株主帰属当期純利益が17.6%増の41億73百万円だった。配当は前期比7円増配の62円(第2四半期末31円、期末31円)とした。6期連続増配で配当性向は37.1%となる。

 2桁増収増益で大幅増配だった。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも伸長し、人件費増加などを吸収した。

 ECソリューション事業は売上高(外部顧客への売上高)が8.8%増の180億90百万円、経常利益(全社費用等調整前)が10.3%増の44億92百万円だった。主力のECサイト構築売上高や、ECサイトの売上拡大施策となるクラウドサービス売る上げ高が伸長した。

 ITソリューション事業は売上高が13.7%増の163億円、経常利益が7.8%増の32億31百万円だった。ITクラウドサービスが伸長し、セキュリティ・インフラ構築売上高も拡大した。

 全社ベースの業績を四半期別に見ると、第1四半期は売上高が78億87百万円で営業利益が11億08百万円、第2四半期は売上高が86億21百万円で営業利益が16億31百万円、第3四半期は売上高が86億43百万円で営業利益が18億23百万円、第4四半期は売上高が92億40百万円で営業利益が16億47百万円だった。

 27年3月期の連結業績予想は売上高が前期比7.6%増の370億円、営業利益が1.5%増の63億円、経常利益が0.1%増の65億50百万円、親会社株主帰属当期純利益が0.6%増の42億円としている。配当予想については前期と同額の62円(第2四半期末31円、期末31円)としている。予想配当性向は37.4%となる。

 小幅ながら増収増益予想としている。26年3月31日付で株式を取得したメグリののれん償却費の計上、セキュリティ対策費の増加、製品機能強化のための開発費の増加、知名度向上のための広告宣伝費の増加などがあるものの、ECソリューション事業、ITソリューション事業とも順調に拡大してコスト増加を吸収する見込みだ。事業環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。

■株価は調整一巡

 株価は年初来安値圏で軟調だが、調整一巡して出直りを期待したい。5月11日の終値は1810円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS165円75銭で算出)は約11倍、今期予想配当利回り(会社予想の62円で算出)は約3.4%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS991円53銭で算出)は約1.8倍、そして時価総額は約499億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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